キャッシュレス決済比率58%時代へ。大阪万博が実証した「現金ゼロ」が変える店舗経営 (2/2ページ)
懸念されがちな手数料についても、釣銭準備やレジ締めといった目に見えにくい「現金管理コスト」が削減されるため、トータルで利益増に貢献するケースが多い。複数ブランドの売上や経理処理を一本化できるサービスの普及により、バックオフィス業務の負担も軽減されつつある。
現場での効果も顕著に表れている。神奈川県清川村の「ありがとうカフェ」では、キャッシュレス対応後に売上が20%向上。顧客同士が事前精算を済ませるケースが増え、煩雑な個別会計が減ったことで従業員の負担も大きく和らいだという。
エム・ピー・ソリューション提供
もはやキャッシュレス化は決済手段の追加ではなく、店舗運営そのものを最適化するインフラ投資である。エム・ピー・ソリューションでは、経理処理を一本化する対面向け端末「KAZAPi(かざっぴ)」や、自販機・自動機向けの「JMMS」など、多様なニーズに応える決済サービスを展開している。こうした現場視点の伴走支援を活用し、自社に最適なシステムを見極めることが、今後の事業者に求められているようだ。