「コンプライアンス意識が高いと思う有名人」調査から見えた信頼される人物像 (2/3ページ)
(掲載先:https://www.htc-inc.co.jp/lp/enquate/enq20260415/)
■HTCの評価と考察
HTCでは、今回の結果を、社会が「コンプライアンス意識が高い」と感じる人物像には、ルールや知識の多さそのものよりも、日々のふるまいににじみ出る信頼感が強く求められていることの表れだと受け止めています。
今回のアンケートでは、スポーツ選手、俳優、歌手、お笑い芸人、その他文化人等の5部門について投票を募りました。
結果を見ると、票を集めた人物には、誠実さ、安心感、落ち着いた印象、発言と行動の一貫性といった要素が共通して見られます。これは、社会が「コンプライアンス意識が高い」と感じる際に、単に不祥事がないことだけでなく、周囲に不安を与えない姿勢や、ぶれない態度、言動の整合性を重視していることを示していると考えられます。
企業の現場でも、コンプライアンスは法令や社内ルールの理解だけで完結するものではありません。実際には、報告の仕方、周囲への配慮、感情的にならない対応、立場に応じた責任ある発言など、日常のふるまいの積み重ねが「信頼できる人」「安心して任せられる人」という評価につながります。今回の結果は、社会が求める“コンプライアンス意識の高い人”のイメージと、企業が職場で求める“信頼される人”の条件が、かなり重なっていることを示唆しています。
その意味で、企業におけるコンプライアンス啓発も、単にルール違反の禁止事項を伝えるだけでは十分ではありません。何が問題かを教えるだけでなく、どのような言動が周囲の信頼につながるのか、どのような態度が安心感を生むのかまで含めて伝えていくことが重要です。