マイクロファン、既存の指導書が使えるArduino UNO R3準拠の教育用マイコン基板「TRYGEAR-AVR」発売!3.3V8MHz稼働で最新デバイスに対応 (4/6ページ)
2. 入出力やセンサーの追加配線で立ち止まらない「驚きの発展性」
従来のArduino UNO R3を用いた演習では、「Lチカ」の次のステップに進む際、ブレッドボードでの複雑な配線手順や、部品の取り回しに多くの時間を奪われ、プログラミングにおける「思考の分断」が発生していました。「TRYGEAR-AVR」では、Lチカの後にすぐオンボードのスイッチと連携させたり、圧電スピーカーで確認音を追加したりといったシステムの拡張を、学習者が自発的によどみなく進めることができます。
さらに、従来のUNO R3(5V駆動)で最新のI2CセンサーやTFT/OLEDディスプレイを扱うには、信号線の「電圧変換回路(5V↔3.3V)」をブレッドボード上に追加する必要があり、これが配線の複雑化や混乱を増長する大きな障害となっていました。一方「TRYGEAR-AVR」は、近年の主要デバイスを安全にダイレクト接続できる3.3V駆動を採用。学習者は自身のアイディアの実現に必要な最新のセンサーや表示デバイスをためらうことなく手軽に活用できるため、授業時間を無駄にすることなく、自然に高度で発展的なものづくり(制作演習)へと展開していけます。
3. 多様な演習を考慮した「柔軟性の高い端子割り当て」
「TRYGEAR-AVR」には豊富なオンボード入出力が搭載されているため、一見すると外部回路の接続に利用できる端子が制限されているように感じられます。しかしながら、独自の回路設計の工夫により、従来のArduino UNO R3とほぼ同様にすべてのコネクタ端子を外部回路との接続・拡張にフル活用できるよう設計されています。
オンボードの3つのタクトスイッチ:
あらかじめ意図的にプルアップ抵抗を配置していません。これにより、スイッチを使用しない課題では、端子を単なる汎用入出力(GPIO)として外部回路の拡張に活用できます。また、あえて「プルアップがない状態のスイッチ入力の不安定さ(浮遊状態)」を体験させる、一歩踏み込んだ演習にも最適です。
LEDとRCサーボコネクタが接続されている2つの端子:
ATmega328PのハードウェアPWM出力が可能な端子に直結されています。