【二宮和也×映画界のキーパーソン】 『シークレットシネマ』特別鼎談 公開! 二宮「客席の生の反応にはものすごく感動します」 (2/3ページ)
劇場体験を意識した選定
イベントを楽しみにする観客の中でも、話題となっているのがやはり上映作品。
選定を託された二宮は「アンバサダー就任を快諾したものの、『映画を選んでほしい』と言われると、やっぱりプレッシャーでした。頭の中や趣味嗜好を覗き見られるわけですから」。
「でも、万人受けというよりは“この人が面白いと思っているのはこういうものなんだ”という部分も含めて楽しんでもらえたらと思い、だったらちょっと自分の好みに偏っていこうと思いました(笑)」と作品選定の裏話を告白。
さらに「不特定多数の人が1つの箱に収まって何が上映されるか分からないものを一緒に観るって、結構“実験”に近いじゃないですか」。
「だからこそただ良い話というだけでなく、映画館でみんなで没入して、同じ時間軸で体験できるものがいいなと。僕自身がそういう映画が好きなので、それがベストだなと思って選びました」と、劇場体験を意識した選定理由を明かした。
「本当に不思議で素晴らしいこと」自身もいち観客としてこよなく映画を愛し、“映画館を盛り上げたい”ただならぬ意志で今回の企画に集った3人。
松岡氏は「映画館は、全員が外界から遮断された不自由な中で観るからこそ『非日常』を体験できる。いつもと違った空間で一緒に作品を観る時に、グッと盛り上がったり、息を呑むような瞬間が生まれる。それは絶対に1人ではできないことです」と劇場の価値を話す。
対して二宮も深く共感し「映画館って、これまでに1回も一緒にご飯を食べたこともない、喋ったこともないような全然知らない人たちが隣同士に座っているのに、笑ったり泣いたりする場所やタイミングは一緒なんですよね。