「お墓の負債」と「孤独死問題」を同時に解決。タイで出家した日本人が開発、特許出願中のデジタル永代供養『SATHU (サートゥ)』を提供開始 (2/6ページ)
さらに、少子高齢化や単身世帯の増加に伴い、「一人暮らしの高齢者が室内で倒れ、誰にも気づかれないまま放置される」という孤立死・孤独死問題や、残された遺族が故人の遺言や感謝の言葉を受け取れないまま別れてしまう「心の心残り問題」も深刻化しています。
■ 2. 創業者ストーリー: 受動的な日本の葬儀から、能動的な「タムブン(徳積み)」の祈 りへ
「日本の『受動的な葬儀』と、タイの『能動的なタムブン』。その決定的な差が、死生観を変える」
SATHUの創業者であり開発責任者の苅部俊雄(かりべとしお)は、日本の供養の閉塞感に強い危機感を抱き、タイ・ バンコクの格式ある王室寺院「ワット・ヤンナワー (Wat Yannawa)」にて自ら僧侶として出家し、厳格な修行生活を送りました。
日本の葬儀は、形式や慣習に縛られた「受動的」なものが多く、残された遺族は義務感と高額な費用に追われ、どこか暗く窮屈な思いを抱えがちです。しかし、タイの現場で目にしたのは、どこまでも「能動的」で晴れやかな祈りの姿でした。
タイの上座部仏教では、参列してお見送りをすること自体が自らの徳(タムブン)となり、それが故人への最大のプレゼントになります。人々は形式ではなく自らの意思で故人のために徳を積み、晴れやかに送り出す――そこには「天と地ほどの差」がある、温かく能動的な感謝の循環が存在していました。この智慧を現代テクノロジーと融合させ誕生したのが『SATHU』です。