坂本龍一が追求した「設置音楽」を幅26.4mの巨大スクリーンで体感 「AMBIENT KYOTO」が東京初開催 (2/2ページ)

TREND NEWS CASTER

映像には『async』のアートワークのために制作されたものや、高谷氏が坂本氏とさまざまなプロジェクトに取り組む中で印象に残った映像などを使用。約1時間、全14曲の音楽と2時間弱の映像素材が完全には同期せず、それぞれ変化しながら展開していく。

『async』というタイトルについて高谷氏は、坂本氏が「音の中の時間の揺らぎのようなものを捕まえることを考えていたのではないか」と推察。同じタイムラインで流れる音でも、鑑賞者の場所や向きによって聞こえ方が変わることを「僕にとっても衝撃的というか、すごく感動的な体験」と表現した。

また「async – immersion」は、音や映像だけで完結する作品ではないという。高谷氏は「鑑賞者の方がここに来られることで、坂本さんの音をこの空間の中で体験し、記憶の中から何か引っ張り出される。そういうことが起こることによって、初めてインスタレーションとして成立するんです」と語った。

「async – immersion」は坂本氏の死後に制作されたため、完成した作品を本人が体験することはかなわなかった。高谷氏は、今回の展示に携わったスタッフが「坂本さんに捧げるような気持ち」で制作に取り組んだと明かし「多くの方に来ていただいて、ゆっくり鑑賞していただけるとありがたい」と呼びかけた。

「RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO – TOKYO」は、10月25日まで、麻布台ヒルズギャラリーで開催される。

「坂本龍一が追求した「設置音楽」を幅26.4mの巨大スクリーンで体感 「AMBIENT KYOTO」が東京初開催」のページです。デイリーニュースオンラインは、高谷史郎AMBIENT KYOTO麻布台ヒルズ坂本龍一エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る