災害時、鍼灸マッサージ師としてできることとは——支援活動事例をもとに、被災地での心構えや施術方法を学ぶ研修会を、9月27日に岐阜保健大学医療専門学校で開催 (2/3ページ)
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災害 鍼灸 研修
■受付・カルテ記入・施術者など役割を分担し、避難所を模した環境で治療の模擬訓練を実施
研修会は2部構成で、災害時に鍼灸師・マッサージ師としてできることを、座学と実践の両面から学べます。第一部のテーマは「大規模災害における鍼灸治療の実際〜DSAMにおける能登半島地震支援活動を中心に〜」(座学)。令和6年能登半島地震や令和8年熊本地震でDSAMが行った支援活動を紹介し、その全体像を理解します。
第二部のテーマは「被災地での支援活動についてのシミュレーション」(実践)です。座学の講義内容を踏まえ、避難所の環境を想定した模擬訓練を実施。受付・カルテ記入・施術者など役割を分担し、現地で速やかに活動できるよう動線を確認します。
災害医療に関する研修会は数多く開催されていますが、本研修会は、鍼灸マッサージに特化している点が特色です。単なる流れの確認にとどまらず、避難所での活動シーンを具体的に想定。感染対策のために手袋を装着して施術する、被災者が急変した際にはバイタルのチェックや他職種との連携を行うなど、リアルな状況をシミュレーションします。
災害発生時に重要なのは、個人が思い思いに活動するのではなく、県および岐阜県鍼灸師会・岐阜県鍼灸マッサージ師会が一致団結することだと考えております。当会は今後も災害に関する研修会を定期的に実施し、活動への参加者を一人でも多く増やしていく所存です。