辞める理由は、仕事のきつさではなかった (2/4ページ)

バリュープレス



経営者どうしの会話では、「最近の若い人は続かない」「うちの仕事はきついから」という言葉がよく聞かれます。しかし、ナビゲーターの廣瀬がこれまで多くの会社の話を伺い、辞めた方ご本人の話を聞く機会も重ねるなかで見えてきたのは、「仕事がきつかったから」という理由は思いのほか少ない、ということでした。

辞めていく方が最後に口にするのは、たいてい「思っていたのと違いました」という一言です。そして経営者にとっては突然の退職でも、本人にとっては三か月かけてゆっくり決めたことである場合が少なくありません。番組では、この「思っていたのと違う」の正体を、経営者と一緒にほどいていきます。

同社はこうした入社前後の情報の偏りも「情報の非対称性」ととらえ、本番組を通じて、地域の経営者に伝わる言葉で経営の知見を届けています。

■ 10月16日放送の内容

第20回「入社した方が、辞めない三か月」
・本放送:2026年10月16日(金)14:00〜14:30
・再放送:2026年10月18日(日)9:00〜9:30

番組の前半では、人が辞める理由を問い直します。辞める前には、実はサインが出ていることが多く、なかでも「質問をしてこなくなった」は要注意だと番組は指摘します。そのうえで、なぜ入社前後に「ずれ」が生まれるのかを三つに整理します。

中盤では、ずれを「中身のずれ」と「力のずれ」の二つに分けて見る視点を示し、実際に伺った二つの事例から考えます。ひとつは「事務の仕事」と聞いて入社した方のケース、もうひとつは即戦力として迎えた経験者のケースです。どちらにも悪い人はいなかった。ただ、伝わっていなかった。その構造をひもときます。

あわせて、なぜ退職は「三か月」に集中しやすいのか、そして入社後の三か月を「知る・埋める・任せる」の三段階で過ごすという考え方を紹介します。

後半では、明日からの一歩として「三つ・十分・一つ」の手順を提示します。とくに、週に一度、短い時間で入社した方の「ずれ」を拾う聞き方は、言葉の選び方ひとつで返ってくる答えが変わる、という点がこの回の要です。具体的な聞き方は放送でお伝えします。
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