小1長男と2歳次男を連れて、初めての地下鉄に乗る私。駅にいたレゲエ風の青年に切符の買い方を聞くと (2/2ページ)
長男には揺れるから、と足を少し広げ踏ん張って立ち、私のスカートをしっかり握るよう言い聞かせました。
私は、夢を見ているであろう100%脱力の次男を抱っこし、ショルダーバッグを肩から下げ足を肩幅に広げ、長男の支えになるべく奮闘していました。
すぐ隣には私より少し年上だと思われるサラリーマンが4、5人立っていました。やはり皆さん気になったのかチラリチラリとこちら見ています。
そして幾つか駅が過ぎ、少し空いてきたところで、数メートル離れたボックス席のおばさま達から声が掛かりました。
「ここ空いたから座って」と。
次男は抱っこで爆睡だったため、では長男だけでも座らせていただきます、と甘えさせていただきました。
近くで何となく気にしてくれていたサラリーマンの方々も安心した様子で、移動する私達を見送ってくれました。
初めての大冒険はそうして無事に終わりました。
20年近くも前の話ですが、あのたった一日が忘れられず、今でも懐かしく思い出します。
レゲエの青年、サラリーマンの皆さん、おばさま達。皆々様の温かい眼差しとお声で母子3人の大冒険が素晴らしいものとなりました。
この場を借りて、ありがとうございましたと伝えさせてください。
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