徳島の道の駅で出会った超衝撃グルメ「パンケーキうどん」 〝挑戦料800円〟の味は果たして
「好みが分かれるとは思いますが、個人的にはアリな味です」
そんな呟きと共に投稿された"うどんの写真"が、Xで注目を集めました。
2026年9月20日、Xユーザーの秋嘉【アキ】@gundam_astreafさん(以下、アキさん)が投稿したのは、かけうどんの上に、バターが乗ったパンケーキがぷかぷか浮かぶ「パンケーキうどん」(挑戦料800円)。
うどんにパンケーキ。文字にしても、なかなか飲み込みにくい組み合わせですが、これは何かの手違いなのか......。どうにも頭が追いつきません。
しかも、料金は「挑戦料」として800円。いったい、どんな味が待っているのでしょうか。
Jタウンネット記者は2026年10月10日、まずは投稿者のアキさんに話を聞きました。
正体、そしてその味は...アキさんがパンケーキうどんに出会ったのは、9月20日の午後1時ごろ。高松駅からレンタカーで約50分、徳島県阿波市の「道の駅どなり」の食堂部門「花*花食堂」を訪れたときでした。
注文から約10分で運ばれてきたパンケーキうどん。実物を目にしたアキさんは、こう振り返ります。
「ネギやワカメがトッピングされたかけうどんの上に、バターが乗ったパンケーキが浮かんでいたので驚きました。最初にスープ、次にパンケーキ、うどんの順番で口に運びましたが、うどんもパンケーキも美味しくて驚き、そうしている間にパンケーキがスープを吸って形が崩れると甘い天かすやお麩のようになることで味変がなされて、驚きつつも美味しく食べることが出来ました」(アキさん)
どうやら食べ始めと食べ終わりでは、ひと味違った楽しみ方ができる様子。アキさんは投稿内で「好みが分かれるとは思いますが、個人的にはアリな味です」と、その味わいを評価しています。
この投稿には、10月15日時点で98万件を超える表示回数と、9400件を超える「いいね」が集まり、
「県民でも知らない・・・」「AIだと疑ってしまう自分を恥じたい」「お品代ではなく「挑戦料」なのがよいな」「え?え?えぇーー((((;゚Д゚))))))頭の中で味の想像が出来ません」
といった驚きの声が上がっています。
しかし、どういう経緯でパンケーキを乗せたうどんが提供されることになったのでしょうか。
Jタウンネット記者は、「道の駅どなり」の佐藤さんにも話を聞きました。
きっかけは〝従業員のまかない〟佐藤さんによると、パンケーキうどんは、従業員の賄いから生まれたメニュー。経営者の「面白そうだからやってみよう!」という柔軟な判断もあり、常連客の意見を聞きながらトッピングなどを調整し、2021年8月27日に販売を開始しました。その後も麺や出汁、パンケーキのレシピなどを変えながら提供を続けていましたが、2025年12月末にいったん販売を終了。復活までには苦労もあったそうですが、2026年8月、再び提供されることになりました。
「『道の駅どなり』はバイクでツーリングをする方にもよく利用されているため、バイカーのみなさんの口コミを通じて、『パンケーキうどんを食べに〇〇県から来ました!』と遠方から訪れる方もいらっしゃいます。想定を上回る売れ行きで、不味いものを『不味い』と言い笑って楽しんでくださる方も多く、値段以上に話のネタになったと喜んでいただけているようです」(佐藤さん)
こうして、旅の目的のひとつとなっていったパンケーキうどん。
一方で、SNSでは「県民でも知らない」といった声も上がっています。地元ではどれほど知られた存在なのか佐藤さんに尋ねると、こんな答えが返ってきました。
「そらそうよ(笑)。なんの歴史もないですし郷土料理でもないので、アンテナ張ってないとたどり着けない魔境です」(佐藤さん)

とはいえ、インパクトのある一品のため、販売当初から徳島県内のテレビ番組や九州のラジオ番組、VTuberによる発信に加え、全国放送のテレビ番組や雑誌、Webメディアでも取り上げられてきたとのこと。
「もしかしたら、『県民なのに知らない!』と言った人の背後までパンケーキうどんが来てるかもしれませんね」(佐藤さん)
今回の投稿をきっかけに、改めて注目を集めたパンケーキうどん。
佐藤さんは「話題にしていただきありがとうございます!また、実際に現地に来ていただいた方、本当にありがとうございます!!」と、投稿への反響や来店した人への感謝を述べました。
そして最後に、これから食べてみようと考えている人へ、佐藤さんからメッセージ。
「『うどんにパンケーキを乗せるだけやろ!家でも出来らあっ!』と思ってる方は要注意! パンケーキに合うよう、専用の出汁を一から手作りしております!お近くにお越しの際は、ぜひ未知の味を楽しんでいってください」(佐藤さん)
食べた人からは「茶わん蒸し」「芋タルト」「クリームシチュー」など、さまざまな感想が寄せられているとのこと。
どんな味を想像するかは人それぞれですが、実際に食べてみれば、自分なりの答えが見つかるかもしれません。(ライター/ころんころ)