地方議会が神経質になる「政務活動費」透明化問題 (2/2ページ)
それに充てられるのが立法費なのだが、では会派に議員が1人しかいない場合はどうなるか。
実質は議員の懐に入る。しかも積極的に活動する議員なら、調査や資料作成など費用がかかるだろうが、なにもしない議員もいる。その場合、立法費はまるごと「収入」になってしまう。そうした議員の場合は、文書交通費も同じだろう。すなわちじっとしている議員の懐は豊かになり、働いていろんなことにコストをかけるほど、何も残らないことになる。
歳費については議員の生活費に充てられるので仕方ないとしても、その他の費用については「働きに応じて」ということはできないのだろうか。
臨時国会が始まった。さてどの議員が何もしないのか、がっぽりと貯め込んでいるのか。それをじっくり観察してみよう。
Written by 安積明子
Photo by Yoshikazu TAKADA