【 初期化されたRAID/サーバ機に関するお問い合わせが急増!トラブルの原因とデータ復旧方法とは 】 (2/6ページ)

バリュープレス

USB接続のNASに多いこの切り替えは、RAID情報を完全に初期化して新規でRAID構成を再構築する為、元の情報はフォーマットされます。切り替えの操作時点でRAID情報変更のシグナルが送信される為、ご自身の操作によって元の状態に戻すことは出来ません。

 初期化された機器のデータ復旧では、初期化後に再構成されたRAID情報には、元のデータ情報は一切無い為、元のRAID構成情報を探し出しデータ分析を行います。RAIDの初期化によって書き換わったパーティション情報を分析する必要があります。また、RAID構成は大容量が保存されていることが多い為、エンジニアは見当をつけたいくつかの領域を解析します。しかし保存データ容量が少ない場合は元の情報を判断する箇所が少ないため難易度は上がります。これはRAID構成の機器だけでなく、単体のHDDであっても保存容量が少ない場合、エンジニアの経験がなくては解析だけでも時間を要します。

 先日当社にお持ち込みされた機器は、システムの運用中に本体にあるレバーを切り替えてしまいRAID情報が初期化され保存データは一切見えない状態でした。しかし運用開始されてからわずか半月と短く、保存されたデータ量は10GB未満と少ない状態でした。初期化によってファイルシステム情報は一切消え、元の少ないデータ量からRAID構成を分析するのは難易度が高いものでしたが、元のファイルシステム情報の解析に成功しデータの復旧に成功しています。

 RAID/サーバ機の初期化とは、各種メーカーやモデルによって異なった設定により、完全に工場出荷時の状態に戻されるのではなく、ファイルシステム情報を僅かにずれた位置に書き込まれていきます。この僅かなずれによって使用されることのない領域が発生し、ファイルシステム情報が元々保存されていたデータへ上書きされてしまうことがあります。ただし、RAID/サーバ機ではファイルシステム情報だけがフォーマットされるため、その他のパーティション情報は残り復旧が可能なことがある為、バックアップを取らずにRAID構成の変更によって初期化されてしまった場合、情報の上書き範囲が広がることがないようすぐにシャットダウンをして専門家までお問い合わせください。

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