ウイスキーイヤー・2014年 -“拡大する市場”と“高まる関心”- 広がるウイスキーブーム! 初心者にもオススメの注目のウイスキースポットとは!? (2/6ページ)
特にウイスキーをテーマにしたドラマが大きな話題を集めており、今後のさらなるウイスキー人気の加速につながることが期待されます。
■ 本格ウイスキーへの注目の高まりも! Web検索も1.5倍に伸長
<マーケット分析と注目のポイント> (トレンド総研 川浦 真吾)
ここ数年間のウイスキー人気を支えてきたハイボールは、若者を中心に“定番のお酒”として、すっかり定着しました。そんな中、今年、2014年のウイスキーブームの特徴は、本格ウイスキーへの関心の広がりです。今年の様々なウイスキーのニュースも、本格ウイスキーに関する話題が多数見受けられました。
そこで、人々のウイスキーへの関心度の変化を探るために、Googleトレンドにより「ウイスキー」というワードの検索ボリュームの推移を調べました。
その結果、年度別課税移出数量と同様に、「ウイスキー」の検索ボリュームも、2008年以降、右肩上がりの傾向にあることが分かりました。また、同データを1年ごとの変化で比較すると、2012年~2014年における急激な拡大が明らかになりました。特に、今年2014年は、前年度比147.7%と、およそ1.5倍にも伸長しています。これは、2008年比だと2.8倍となり5年間でおよそ3倍に成長していることになります。
インターネット上における検索は、消費者が積極的に情報を取得しようとする行為です。その検索ボリュームが増しているということは、「ウイスキーについてもっと知りたい」という消費者心理の表れだと言えるでしょう。
ハイボールブームは、ただウイスキーの消費量を増加させたにとどまらず、新たな消費者層の獲得につながりました。数年前までは、「ウイスキーのハードルは高い」という印象があったことは否めません。しかし、ハイボールブームは、こうしたウイスキー初心者たちにその魅力を知るきっかけを生みました。
一例をあげるのであれば、飲食店で飲んだハイボールの魅力に触れ、自宅でハイボールを楽しむために、初めてウイスキーの瓶を購入してみたという人もいるのではないでしょうか。こうしたウイスキー初心者たちのウイスキーへの興味・関心こそが、検索ボリュームの急速な拡大を生んだと言えるでしょう。