墓地墓石関係者が語る「お墓不要論」を大公開! (2/2ページ)
「いずれ誰も行かないような墓になっちまうより、家にあって毎日手を合わせてりゃあ、そっちの方がよっぽど死んだ先祖を大事にしてるってもんだよ。」
彼は仕事で、誰も来なくなって廃れていくお墓をたくさん見てきたそうです。だからこの一見乱暴な考えは、罰当たりというよりもむしろ、現代社会において先祖を大事にしていく一つの道を示しているのでは…?という大仰な思いすら抱いてしまいました。けっして亡くなった身内を粗末に扱うのではなく、どこに引っ越そうが毎日自宅でお墓参りできる状態、ということか。
宗教的にはこのスタイル、許されるのでしょうか。罰が当たらないか、ちょっと心配です。まあ時代の変化とともに供養の仕方も変わってきているわけですし、神様仏様もOKしてくれますかね。
■中々お墓参りにいけないのが現状ではないでしょうか?
ウチもいずれそうしようか、と女房に言ってみたら、「散骨なんて好き勝手にしたら、人骨が発見されて死体遺棄と間違われるんじゃないの?」なかなか鋭いことを言う。
それで『散骨』をネット検索してみると、法的な是非も含めて色々と出てきました。要は、ダメじゃないけど、ちゃんとルールとマナーを守ってね、ということらしいです。
では散骨はできるとして、もしお墓を無くすことしたら…親戚の中で白い目で見られそう。大多数の保守的な日本人には、やっぱり相当勇気がいる行為ですよね。
しかし私の家のお墓も遠く離れた土地にあり、正直めったに行けないのが現状。アンコール・ワット並みに古びたあの墓石、新しくするぐらいなら、近くにお墓を引越したいところですが。結局この問題は、先送りにして暮らすうちに息子達にパスすることになるかも。考えたら私も亡父からパスされたわけですから。