ファンなら一度は見ておきたいSFアニメ特集その2 (2/2ページ)

あにぶ

『ARIEL』や『妖精作戦』でジュブナイルやライトノベルにおけるSFを開拓した作家・笹本祐一さんの『ミニスカ宇宙海賊』が原作となっており、ライトノベルらしいわかりやすさと、本格SFに負けず劣らずの骨太な設定が魅力となっている。

タイトルから少なからず察せると思うが、今作の主人公は宇宙海賊だ。しかし主人公・加藤茉莉香はただの宇宙海賊の船長ではない。なんと現役の女子高校生な宇宙海賊なのである。

物語は、自分をただのいち女子高校生だと思っていた茉莉香が、実は自分の父が宇宙海賊だったこと、そしてその父が死んだことを知らされ、さらにはその宇宙海賊の船長就任を依頼されるところからスタートする。

「私掠船免状」という政府から公式な免許状を得ている『モーレツ宇宙海賊』の海賊だが、その業務は多岐に渡る。保険会社や船会社主催のエンターテインメントとなっている略奪ショーから、秘密裏に行われる運送業務、ひいては一介の王家からの“特別な依頼”など、ほとんど「何でも屋」と言って差し支えないほどだ。

そうした様々な海賊業を、宇宙狭しと縦横無尽にこなしていくのがこの『モーレツ宇宙海賊』なのである。

太陽帆船や人工子宮などといった細部の要素も、SFファン的には嬉しいところだ。

© 2011 笹本祐一/朝日新聞出版・モーレツ宇宙海賊製作委員会

(あにぶ編集部/AKIRA-Men)

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