タイのインディーズシーンで今一番熱いバンド「aire」独占インタビュー(前編)
- タグ:
-
音楽・映画・TV・ゲーム
-
これはすごい
タイを拠点に活躍するインストロックバンド「aire」。 タイのインディーズシーンで今一番注目を集めているこのバンドに今回独占インタビューを試みました! E : 取材スタッフ G : Ginnさん(aireのドラマー兼、マネージメント)
「aire」結成秘話が今ここに!

E 「いろいろな取材で聞かれていると思いますが、aireはどのようにして結成されたのか?結成秘話などありましたらお聞かせ下さい。 」
G「それが、意外と聞かれたことがなかったりするんですよ。ちょっと長くなるけどいいですか(笑)。
aireは日本人とタイ人のメンバーで構成されていて、Reo(G)、Tatsuo(G)、Van(B)、Phil(Key)、Ginn(D)の5人で活動しています。Reo、Van、Philとボクは、以前それぞれが違うバンドで活動していまして、ジャンルは異なるものの、同じイベントに出演することがちょいちょいありました。その頃から、彼らのスキルであったり音楽性であったり、そういったものに感銘を受けていました。
ある日、まだ以前のバンドが活動中だったのですが、ふと、「Reo君と音楽できたら面白そうだな」と思い立ち、まずは彼に声を掛けました。その頃は、声を掛けたものの何も思い浮かんでなかったので、スタジオにはいったりすることもなく、とりあえず「なんかやろう」と話すばかりでした。その後、知人の紹介で、まだタイに移住したばかりのTatsuo君と会うことがあり、まだ皆で音出しもしてなかったので、一回スタジオにはいってみよう、ということで第一回目のスタジオにはいりました。あれは2012年の1月でしたね。
以降、3人だけで月に1~2回くらいスタジオにはいっているうちに、ボクが以前所属していたバンドが2012年の4月から無期限活動休止することが決まりました。実質的には解散ですね。ボクはバンド活動の他にも月一で音楽イベントを企画したりもしていまして(現在は休止中)、以前所属していたバンドが出演出来なくなったこともあり、aireで出演できないか、ということになりました。ただ、まだベースがいない。ということで大急ぎで探したものの見つからず、途方に暮れていました。時を同じくして、別のアコースティックユニットでも活動をしていたのですが、そのライブにVanとPhilが遊びに来ました。あいつら、あんまりライブとかに足運ばないのに(笑)。その場で彼らに「新しいバンド始めたんだけど、ベースがまだいないんだよね」と何気なく話をしたら、Vanが「じゃー、俺がベースやるよ」と。そしてPhilが「なら、俺はキーボード弾くわ」と。彼ら、以前のバンドではVanはボーカルでPhilはギターだったので、その印象しかなかったんですね。なので、大丈夫か?と思ったのですが、スタジオで音を合わせてみたら、凄いんですよ、彼ら。変拍子だらけの曲だったり、曲の途中でテンポが変わったりしてるのに、最初のスタジオからばっちりこなしちゃってて。その瞬間ですね、「このメンバーなら面白いことができる」という確信を持ったのは。この5人でやっていこうと思ったその日は奇しくも6月9日、ロックの日。結成秘話っぽい話ですね(笑)。」
「国籍を超えた音楽」

E 「日タイ混成バンドということで、タイ人とバンドをやっていく中で、考え方の違いとか、国民性の違いみたいなものはあったりしますか」
G「これは個人的な考え方なのですが、個々人の違いというのは、国とか地域とかそういうものから来るのではなくて、育った環境とか、どういう経験をしてきたかとか、そういうものに依存すると思っています。また、ボクらはお互い違うバンドにいた頃からお互いの活動を見てきていて、敬意を払って接していたので、タイ人だから、とか、日本人だから、という捉え方でメンバーと接することはそもそもないですかね。
もちろん、バンドの方向性だったり曲作りの方向性だったりで話しあうことはあります。そういうときは、国籍は関係なく、お互いの意見を出し合い、議論を重ね、今のボクらにとって一番いい方法を選んで進めているつもりでいます。」
「インストロメンタルバンド」

E「aireの曲は、ボーカルのないインストロメンタルですが、今後ボーカリストを入れるという構想はありますか?」
G「実は、そもそも「インストをやろう!」と決めて始めたバンドじゃなかったりするんです。今、自分たちが出したい音を繋ぎ合わせていったら、こういう音楽性になった、というだけでして。なので、今後、僕ら自身が出したい音が変化すれば、出てくる曲も変わっていくと思いますし、その曲にボーカルが必要だと思ったら、ボーカルを入れるということも考えるかもしれません。
僕らはポストロックと分別されることが多いのですが、僕自身はハードコアの精神で音楽に臨んでいます。ハードコアは単なる音楽ジャンルではなくて生き方そのもの。ボクはまだまだ辿りつけていないし、畏れ多いのですが、そういう精神で臨んでいます。他のメンバーはどう思っているか、わかりませんけどね(笑)。Reo君は、aireはPOPバンドだと言っているので(笑)。」
取材の様子はまだまだ続きます。
続きは後半で!お楽しみに!
aireの音楽はここでチェック!
http://www.facebook.com/aire.bkk
http://www.youtube.com/user/airebkk