映画『コーヒーをめぐる冒険』、【ベルリン】のロケ地に行ってみよう《前編》

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映画『コーヒーをめぐる冒険』、【ベルリン】のロケ地に行ってみよう《前編》

2014年に日本でも公開された映画『コーヒーをめぐる冒険』。 モラトリアム期まっただ中で、親に内緒で大学を中退し、毎日ぶらぶらしている青年ニコが、朝のコーヒーを飲み損ねた事から始まるアンラッキーな1日と、次から次へと登場する癖のある人達を描いたモノクロ映画です。 この映画の主役は、このふがいない青年ニコと、撮影の舞台となったベルリン。 映画の中に出てくるベルリンは、ガイドブックには載っていない、観光名所ではない等身大のベルリン。 読んだら映画を見たくなっちゃう。 ベルリンに行きたくなっちゃう。 そんな素敵なあちらこちらをご紹介♪

映画『コーヒーをめぐる冒険』予告編

出典: youtube

映画全編を通して、なんだかはっきりしないニコ。
自己主張の激しいドイツ人のイメージは、彼には当てはまらない様です。

それにしても、たった1日の出来事なのに、あっちに行ったり、こっちに来たり、ベルリン中を西に東に大忙し。

緑色の高架に黄色の電車。大人気の『Prenzlauer Berg (プレンツラウアー・ベルク)』

出典: 一日一景 one day one scene

ニコが住んでいるのは、旧東側に位置する『Prenzlauer Berg (プレンツラウアー・ベルク)』地区の『Eberswalder Str. Bhf. (エバースヴァルダー通り駅)』の駅前。
若者や、家族連れに人気のエリアです。
おしゃれなレストランやカフェ、ブティックなどが軒を連ね、昼夜問わず楽しめます。
家族連れが多く住む故か、子供服や、子供向け雑貨を多く取り扱うお店もたくさんあります。

街路樹の間を走る路面電車。

出典: 一日一景 one day one scene

ニコが手を挙げて路面電車を追いかけているのは、『Eberswalder Str. Bhf. 』から、斜めに『Mitte (ミッテ)』地区に向かって伸びている『Kastanienallee (カスタニエンアレー)』。
夏になれば、街路樹が鮮やかに生い茂り、両サイドの瀟洒な建物と相まって、それはそれは美しい通りです。

夜遊びしたいなら、ココ。『Schlesisches Tor Bhf. (シュレージッシェス・トール駅)』

出典: 一日一景 one day one scene

なんだか振り回される様に、ベルリン中をニコが行ったり来たりする中で、何度か登場するのが、この『Schlesisches Tor Bhf.』の周辺。

この辺りは、クラブが多く集まるエリアでもあり、日中より夜間、真夜中の方が賑やかだったりします。
お洒落になってきているとは言え、路上でたむろするヒッピーなども決して少ないとは言い難く、『Eberswalder Str. Bhf. 』の駅前に比べると、下町っぽい雰囲気満載です。

駅近く、高架下にあるのは、昔々100年以上前の男性用公衆トイレを改装した人気のバーガーショップ『Burgermeister (ブルガーマイスター)』。
設置された当時のお洒落な外観を、そのまま活かしたバーガーショップは、いつ行っても行列です。



Burgermeister
住所: Oberbaumstr. 8, 10997 Berlin

出会いは、再会は、思わぬ場所で起こるもの。

出典: White Trash Fast Food

かつての同級生。
昔は、ふとっちょで変なあだ名もついていた女のコ。
それが10年以上の歳月を経て、素敵な女性に大変身。

ハンバーガーにかじりつく友人の前で、戸惑いを隠せないニコが座っているのは、中国風の装飾が特徴的なレストラン『White Trash Fast Food』。

残念ながら、このレストラン、今は川沿いにお引っ越し。
撮影当時とは、少々雰囲気が違うかもかも???



White Trash Fast Food
住所: Am Flutgraben 2, 12435 Berlin

観光名所は別にいらない。必要なのは、もっと別なモノ。

ベルリンを歩き回った事がある人ならば、映画の要所要所で登場する、何気ない街並みでも、きっとすぐにどこなのか、ある程度分かるはず。

ベルリンの壁や、ブランデンブルグ門など、観光するなら外せない場所は敢えて映さない。
ベルリンに長く暮らす監督だからこそ、切り取る事が出来た、観光地ではない、地に足着いた目線でのベルリンという街。



ロケ地巡りは、まだまだ続きます。

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