1分に平均2回「ファック」が登場。『ビッグ・リボウスキ』の豆知識 (2/5ページ)

影響力
『ビッグ・リボウスキ』は数多くのフェスティバルをインスパイアしただけでなく、本映画に多大なる影響を受けて組織された「Dudeism」という倫理観やライフスタイルを持つ団体を作ってしまうまで愛されています。
ところで、本作の主人公であるデュードは、反戦争団体の「シアトルセブン」のメンバーでも知られ、映画プロデューサーでもあるジェフ・ドードに多大なるインスパイアを受けているというのはファンには有名な話。
しかし、ウォルターも複数の実在の人物にインスパイアされて形成されたキャラクターということを知っている人は少ないのではないでしょうか。映画監督であり脚本家のジョン・ミリアス(『地獄の黙示録』、『コナン・ザ・グレート』、『ダーティハリー2)、彼からは熱狂的なまでの銃への愛も影響を受けています。
他にも俳優で脚本家、ベトナム戦争の退役軍人であるルイス・アバナシーやアバナシーの友人であるピーター・エクスラインがベースとなっています。
エクスラインはウォルターだけでなく、デュードのキャラクターにも影響しています。彼は1989年にコーエン兄弟とディナーを共にして、自身が小さなアパートメントに住んでいてそこに近隣住民の粗大ゴミの中から見つけた「部屋のアクセントになる素敵な絨毯」をひいているという話をしたのでした。
また、絨毯だけでなく、盗まれた車の中に宿題のプリントが隠されていたのを発見したエクスラインとアバナシーは、それを手がかりに犯人を探したという話も聞かせました。アバナシーはプラスチックバッグの中に宿題プリントやハンバーガーの包み紙を証拠よろしく入れて、ブリーフケースから取り出したのです。