歌舞伎の大御所がアダルトビデオで大恥 (2/3ページ)

新刊JP


お客さんや先輩に急に呼ばれてご飯に誘われたりすることもあるんだから、そんな時でも困らないようにどこに行くにも必ずジャケットを羽織りなさいよ、ということですね。身だしなみについてはよく言われていました。

――顔が知られてしまっていますし、変な格好はできませんからね……。

左團次:実際はそんなに知られていませんよ。外を歩いていると「どこの道端の石ころだ」ってなものです。ただ、以前住んでいた浅草でビデオ屋さんのアダルトビデオコーナーに入った時にはこんなことがありました。気に入った作品をレジに持っていったんですけど、対応してくれた店員が「今月は浅草にご出演ですか?」なんて言うわけです。顔を知ってるならアダルトビデオコーナーに入る前に声をかけて欲しいですよね。一度目の前を通ってるわけですから。そうすればもっとちゃんとした映画を借りたのに……。

――それは恥ずかしい……。左團次さんのSM好きはバラエティ番組で取り上げられて話題になっていましたが、昔からお好きなんですか?

左團次:そうですね。最初は普通にアダルトビデオを借りていたんですけど、どれも結局やることは一緒ですから飽きてしまったんです。そんな時にSMというコーナーを見つけて、試しに借りてみたらこれが面白くて・・・。

――そういうお店に行かれたこともあるんですか?

左團次:公演で京都に行った時に、お囃子さん(歌舞伎の舞台で鼓を打つ役割の人)から、祇園にSMスナックがあって、そこの女王様が僕のファンだということを聞いたものですから、じゃあということで、一人で行ったんです。そこで頼まれたのでお店の壁にサインをしたんですけど、後日また行ってSMショーを見たら、専用の器具に女性が縛られて吊るし上げられている。その時は隠れているんですけど、ショーが終わって女の子を下す時に、大きく「市川左團次」というサインが現れるという。それは本当に参りましたね。

――世間体をあまり気になされないというお話を聞いたことがあります。

左團次:あまり考えません(笑) さっきのアダルトビデオのお話にしても、本当は「俺のお金で俺の好きなものを借りて何が悪いんだ」という考えです。
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