ニッポンの「裏ドライバー」徹底取材 (2/3ページ)

日刊大衆

しかし、なかには個人で廃品回収を行い、客から処理代金を受け取りながら、不法投棄して丸儲けする輩もいるんです」

これだけならさもありなんだが、さらに、こんなケースもあるという。
「廃品回収業者自体がまったくのフェイクで、実際は窃盗集団の一員として情報収集しているケースがあるんです。住宅街をゆっくり運転しても、何度同じ道を回っても怪しまれない彼らはこの役に最適で、どこにどんな家があり、家の構造がどうなっていて、いつ不在かを掴みやすいんです」(前同)

情報収集の結果、「いける」と判断した家には、仲間に知らせるためのシールを決まった場所に貼っている組織もあるという。
これらは、アルバイトする本人も違法と認識して手を染めているケースであり、一般読者には遠い話かもしれないが、注意しなければいけないのは、本人が気づかぬまま、犯罪の片棒を担がされている場合だ。

「たとえば、違法物品の宅配がそれに当たります。ネットや求人情報誌には、ダミー会社を間に噛ますなどして、正規の宅配業者を装い一般人を募集するほか、バイト代も相場どおりの時給1000円前後と設定。これでは働く側も違法物品の宅配とは気づきにくいでしょう」(村田氏)

依頼されたモノを運搬していただけで、いつの間にか"覚醒剤の運び屋"にされていたという事例もあるそうだ。
「露骨な場合は、車のハンドルの中に薬物を仕込み、現場に着いたらハンドルを取って渡させるなんて手口もあります」(前出・北芝氏)
免許証がなくてもできる仕事

このほか、ヤクザ関係者の運転手というのもないではないが、
「頼むのは、仕事の受注をせがんでくる建設会社の社員だけやなあ」(広域団体2次組織幹部)というから、他業種の一般読者が就くことはなさそうだ。

一方、駐禁取締りの強化などで、近年、求人が多くなっている「ドライバー補助員」。かつては、到着現場での荷物の積み下ろしが一般的だったが、
「最近は、駐車監視員の取締りに遭わないよう、運転手が席を外すときだけ運転席に座り、そのとき以外は同乗するだけというのも増えています。

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