30代でも介護の時代!? アラフォー女性が直面する「なめてはいけない介護の現実」とは (4/4ページ)
そんな辛い時は、昔元気だった時にくれた手紙などを読み返していたと言います。
元気な時の様子や、優しくしてもらったことを思い出すことで、かけがえのない家族であることを再認識して介護に臨んだのでしょう。
だからといって、介護の辛さが吹っ飛ぶわけではありませんが、できるだけ長く被介護人に対して愛情を注ぎたいという気持ちを感じました。
介護者が、人生を楽しむために必要なこと

紹介したのは、介護する側の心構えとでもいう内容です。
でも「自分は一人じゃない」ということに、追い詰められた当事者は気づくことが難しいことも事実。
また心構えだけでも、介護の問題は解決できません。
昨年、NHKのクローズアップ現代で放送された「介護で閉ざされる未来」では、介護によって就職や結婚を諦めざるを得ない状況に追い込まれた若者が紹介されました。
放送後、番組に寄せられたコメントには、同じように介護のために人生に希望を見出せない人たちのリアルな声が寄せられていました。
先の見えない介護生活に、恋愛も結婚も、出産も諦めたというコメントも。
アラサーでこんな苦しみを抱えた女性がいるということを、わたしは知りませんでした。
番組では国によるシステム作りの重要性などが語られていますが、高齢化が進む日本では誰にも起こり得ることとして、多くの人が関心を持つことも大切ではないでしょうか。
どんな問題も無関心が一番の敵。
少し周りに目を向けてみようかな、コラムを書きながら、わたしもそう思った一人です。