ファンに「この便器野郎!!」 『吉木りさに怒られたい』イベントは最高だった
放送前から話題沸騰、放送されるやいなや世の“怒られたい男子”を恍惚の渦へと巻き込んだ『吉木りさに怒られたい』。そんな衝撃的な番組のDVD発売を記念して1月31日、吉木りささんを招いたトークショーが行われた。
さらに、当日、抽選に当選した1名は、実際にその場で吉木さんに怒られることができるという、何ともうらやましい企画も。なんと、吉木さんの口から「便器野郎」という衝撃の罵詈雑言が飛び出す、怒濤の怒りが披露された。
怒られるのが好きな男性は「ちょっと気持ち悪い」
『吉木りさに怒られたい』は、2014年の8月と10月にテレビ東京で、それぞれ1カ月限定で放送されたテレビ番組。
タレント・グラビアアイドルなど幅広く活躍する吉木りささんが、劇中数分間ただひたすら会話相手であるさまざまなポンコツ男子(=視聴者?)を怒り続けるという内容だ。
1月には、舞台を江戸時代に移した特別版を放送。“美女に怒られる”ことの普遍的価値を示してくれた。
イベント当日、記者会見では「最近は外を歩いていると“何か怒って”と言われる」「友人のおばあちゃんが、“時代劇だと思って見ていたらずっと怒ってばかりで驚いた”」など、意外な反響を語った吉木さん。
一方で、「ただ怒っているだけじゃなく、(その時その時のトレンドを取り入れて)怒りながら今の社会を伝えていく番組」と、本作の見どころも解説した。
なお、怒られるのが好きな男性については「ちょっと気持ち悪いです(苦笑)」とのこと。
ついに、待望の生怒りを披露!
その後行われたトークショーでは、DVD購入者から抽選で選ばれたファンおよそ80名が参加。司会者が用意した、番組内の吉木さんの名言を集めたパネルとともに、印象的なフレーズや撮影時のエピソードなどを振り返った。
イベント終盤には、来場したファンの中から選ばれた1名が、実際に吉木さんに怒ってもらえる特別企画を実施。抽選後、一度ステージを後にした吉木さん。幸運なファンもステージに上がり準備万端。
と、ここで「吉木さんよろしくお願いしひぃ〜ます」(!?)と司会者の声が若干上ずるパブニング。まさかの事態にファンは爆笑、会場はなぜかあたたかな拍手に包まれた。
改めての呼び込みを受けてステージに再び現れた吉木さん。開口一番、「てめぇぇぇ! 声うわずってんじゃねぇよ!!!」と司会者を一喝。そして「失礼します」と一言添えて着席、ファンと相対すると、ついにその時がやってきた。
「てんめぇ! 人がしゃべってるときにマスクしてんじゃねぇよ!! あとな、グレーの上着とか、日本人のど定番の服着てんじゃねぇぇぇよ!!! 安パイ取ってんじゃねぇぇぇよ!! まったくよぉ!! この水・洗・便・器 野郎ぉぉぉ!!! 出直してこいっ!! 馬鹿野郎ぉぉぉぉ!!!!」(吉木さん)
ファンの特徴を加味したこの日だけの特別な怒りを披露。会場は拍手喝采、怒られた男性も満足げな表情だった。
3月には待望の第4弾の放送も
このあと、握手会も行われ、番組同様、衝撃的かつ幸せなラストを飾ったイベント。
発売中の『吉木りさに怒られたい DVDスペシャルエディション』には、未公開カットや撮り下ろし映像を収録し、2時間以上という圧倒的ボリュームで吉木さんに怒られることができる。
2月には番組を書籍化した『ビジネスパーソンのための 吉木りさに怒られたい』が発売。さらに、3月には待望の第4弾の放送が決定した。
“怒られたい”という時代のニーズを見事に拾い上げ、その着眼点からテレビ史に名を刻むかもしれない本作。全国の怒られたい男子人口が、ますます増えそうな気がしてならない。
『吉木りさに怒られたい DVDスペシャルエディション』場面写
『吉木りさに怒られたい DVDスペシャルエディション』封入写真画像
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