元恋人の性的な画像を復讐に?リベンジポルノからみる現代恋愛とは (2/2ページ)
そもそも、復讐はとてもエネルギーのいる行為です。
江戸時代のあだ討ちなんかは、まさに命がけでした。
でも今では自宅にいながら、クリックひとつで復讐できてしまう。
そのためかリベンジポルノを仕掛けるのは、必ずしも激しい気性の持ち主ではないことも多く、「あんなに大人しかった彼がなぜ?」みたいなことがよく起きています。
手軽に復讐できるということは、手軽な恋愛しかしていないということでは?
世の中のことは、たいてい研究がなされていて、きっと近い将来にリベンジポルノの犯罪者になりやすい男性の特徴などが公表されることがあるかもしれません。
そんな風に色々なことが数値化されているけれど、分析に基づく恋愛ってどうなんでしょうね。
それはもはや、恋愛ですらないのかもしれません。
「信じないこと」は賢いことなのか・・・

冒頭に戻って、恋人を信じるかどうかという件。
写真を撮らせるかどうかは別として、信じられない恋人との関係を続けることは幸せでしょうか?
恋愛の幸福感は「好きな誰かを手に入れたこと」だと勘違いしやすいけれど、他人を手に入れてコントロールすることなんて不可能です。
好きな人と少しずつ信頼関係を築いていくことに幸せを感じるから、わたしたちは誰かを求めるのでしょう。
恋愛の万能感は、きっと最強の味方がいてくれるという心強さからくるものだと思います。

幸福感がない恋は、もう恋ではないのかもしれません。
だけど「リベンジポルノに負けず、彼を信じて恋を楽しもう!」とも気軽には言えません。
「恋のリベンジは、次の恋で」という時代は、もう終わってしまったのでしょうか?