【第65回 ベルリン国際映画際】『フタバから遠く離れて 第二部』

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【第65回 ベルリン国際映画際】『フタバから遠く離れて 第二部』

無事手に入れた、前売り券を握りしめ、ウキウキしながら映画館へ。 ベルリナーレも、気づけば前半戦終了です。 後半戦のチケットを買おうと、道中、チケット売り場に立ち寄ってみたものの、見たかった映画は全て売り切れ。。。泣 ベルリナーレ?なにそれ?映画の話? そんな貴方は、こちらからどうぞ。 ベルリンは【第65回 ベルリン国際映画際】真っ最中!! 【第65回 ベルリン国際映画際】チケット買えた?

1本目は『フォーラム部門』

出典: 一日一景 one day one scene

上映される映画館毎に部門が分かれ、旧西ドイツ側、駅にもほど近い映画館『Delphi Filmpalast』では、フォーラム部門の映画が上映されます。

映画の前売り券を買うために早めに出かけたものの、ほとんど人の並んでいない窓口ですげなく惨敗し、予定していたよりも、ずっと早く映画館に到着です。

まだ、他の作品を上映中。

出典: 一日一景 one day one scene

映画館だと知らなければ、思わず通り過ぎてしまいそうな、趣きある外観。
ベルリナーレで上映される作品は、映画毎に上映される時間帯と、上映回数がバラバラなので、よくよく確認する必要があります。

開場時間も、映画によって様々。

出典: 一日一景 one day one scene

30分前の時もあれば、15分前の時もあり、座席は全て自由席なので、座りたい場所がある場合は、早めに行く事をお勧めします。

特にどの作品も初回上映は、基本的に人気で、前売り券があっという間に売り切れになる事もしばしば。
というのも、ベルリナーレ出品作品の初回上映では、監督や出演俳優など、各映画の関係者が会場に来る事が多いので、映画の前後にインタビューや質疑応答の時間があるのです。
映画によっては、上映後の質疑応答が盛り上がり、次の映画の上映時間にまで影響が出てしまう事もある程です。

テーマは、双葉町の人々。『フタバから遠く離れて 第二部』

出典: 一日一景 one day one scene

今回、この会場で初回上映したのは、船橋淳監督の『フタバから遠く離れて 第二部』。
福島県双葉町の人々の避難生活に密着したドキュメンタリーの第二部です。

2011年の震災後、震災関連の日本映画がベルリナーレで上映される様になったものの、それも年を追う毎に減り、今回、震災を直接取り上げた映画はこの1本だけ。

震災前の原発反対デモに10万人規模のドイツ人が参加したと、当時、話題になったドイツ。
今回、会場を埋め尽くす人々から聞こえてくるドイツ語や英語の会話、そして、見渡して目に入るアジア人の少なさ。
原発、放射能、そして、今の日本の現状、そういった事に対するこちらの人々の関心の高さを伺えます。

映画上映後は、質疑応答の時間。

出典: 一日一景 one day one scene

ベルリナーレでは、世界中からジャーナリストも集まります。
たった10日間という短い期間に、飛ぶ様に映画館を梯子する彼ら。

面白くない、よろしくない映画だと判断すれば、上映開始ものの数分で、容赦なく席をたって出て行きます。

今回の映画『フタバから遠く離れて 第二部』では、避難生活を続ける人々、双葉町の現在、行政、などなど、様々な角度から、双葉町町民の現状を2時間弱に渡って、丁寧に映していきます。
席を立って帰るジャーナリストがほとんどいない中、上映終了。
船橋淳監督が壇上に出て、司会、観客との質疑応答が始まりました。

もともと、放射能や原発といった問題に感心の高いドイツ人です。
質問したい人々が会場のあちらこちらから、手を挙げていきます。

2011年の原発事故後、子供達への健康被害が事故前より増えている。
監督から具体的な数値と共に語られる、映画の中では映し出されていなかったもう1つの現実に、会場中からため息が漏れました。



上映後、30分以上止まらない質疑応答。
手を挙げる観客がつきませんが、次の映画の上映時間もあるので、残念ながら途中で強制終了です。

フタバから遠く離れて 第二部 予告編

出典: nuclearnation

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