【妊活はカラダ作りで駆け抜ける!】不妊治療はボディワークしながら乗り切ろう!
多くの妊娠適齢期の女性達が何の根拠もなく漠然と抱いていた、「イザとなれば私は産める」という妄想。これを木っ端みじんに打ち砕いた、2012年2月放映のNHKスペシャル「産みたいのに産めない〜卵子老化の真実〜」は、いつかは産みたいと思っていた女性達に、「不妊」という脅威を突きつけました。 日本は、不妊治療専門クリニックの数、及び、体外受精の実施数が世界No.1の国です。しかしその世界一を誇る不妊治療の成功率はというと、横ばいを辿っている、というのが現状です。 一般的に男性側が不妊の原因となるケースが48%といわれています。これを除き妊娠を望む場合に、まずきちんと排卵しているのか?子宮筋腫やポリープや奇形、子宮内膜症や多嚢胞性卵巣などの、妊娠を妨げる要因の有無を検査し、何の問題も無い。 それなのに妊娠出来ない。 となると、その先には卵巣年齢や夫婦間の相性から諸々、治療方針もタイミングから始まり次々にステップアップして、不安と葛藤が入り交じる負のスパイラルへと巻き込まれて行くという、長く辛い旅路が始まります。 私は手技療法を中心に食事栄養療法、運動療法を組み合わせた『自然手技療法』という代替療法を生業としております。 代替療法とは人間が有している治癒力、生命力を、様々な手法を通じて高めることにより、問題の解決を図ろうとする基本理念を持っています。 この治癒力、生命力を高め、元気溌剌とした健康体を獲得する事で妊孕性(にんようせい)を高めていこうとする代替療法のセルフケアをお伝えさせて頂きます。
「骨盤内環境を整えるだけで妊娠力が上がる!」ボディフレームのリセットワークが効果的!

建物が傾けばドアや窓が開きづらくなり、ホースが捻れると水の出が悪くなるのと同じ様に、構造体としての身体が歪めば機能にしわ寄せが出てきます。
様々な要因から骨盤帯に歪みが生じれば、「骨盤内臓器」と呼ばれる骨盤内に位置する、妊娠の主役である子宮や卵巣に位置異常や血流の滞りが生じる場合があります。
いつも足を組んで座っていたり、横座りの常習や踵の減り方の左右差があれば
当然、骨盤帯の歪みを有していると見ていいでしょう。
また重力の関係上、骨盤内は血液や体液の滞りがとても生じやすい部位です。インナーマッスルの発達が充分ではない、多くの女性が内臓全体の下垂傾向にあり、腹腔最下部に位置する子宮〜卵巣は、立って生活している限り常に位置的負担を強いられる事になります。
手技療法や鍼灸、ヨガやピラティスなどのボディワークを通じて、骨盤帯に生じている歪みのリセットを行い、子宮や卵巣に及ぼすネガティブ因子のリスクヘッジを行う事は有益な妊活ケアとなります。
なにもボディケアを行なったことがない方は、足首を回してみたり、軽くアキレス腱のストレッチなどから始めて見ると良いでしょう。
まずは行動して、体感として骨盤内環境が整う「快」を感じてみてはいかがでしょうか。
「必要な栄養素の充足を行い、血液の質を変えるだけで妊娠力は上がる」 私達の身体は食べた物により作られています。

いま一度、妊孕性が高まるという観点から食生活の見直しを行い、栄養面からのリスクヘッジをしてみましょう。
まず一番大切なことが、タンパク質がしっかりと摂れているかどうかです。多くの女性が野菜や炭水化物を好み、タンパク質は大豆製品やお魚で摂る事を好みますが、やはり妊娠を踏まえた場合、赤身のお肉をしっかりと食べて頂くことが重要です。
赤身のお肉には、妊娠に必要となる鉄や亜鉛、ビタミンB群も含まれており、身体を温める作用もあるからです。
次に重要な食べ物が魚卵やアーモンドなどのVEをたっぷりと含む食品を充分に摂る事です。
ビタミンEは、1922年にラットの妊娠に必要な食事因子Xとして発見され、当初は「妊娠ビタミン」と呼ばれていました。
ビタミンEは抗酸化作用が強く、酸化によるダメージがダイレクトに影響すると言われている卵子のクオリティにも関係してきます。
そしてDHA・EPAをたっぷりと含んでいる青魚を、出来ればお刺身で、あるいは頭から丸ごと全体を摂る事をおススメします。
DHA・EPAは様々な製品や状況で身体に生じた炎症や酸化を整える作用があり、
小魚を丸ごと食べる事で、現代の食生活ではどうしても不足しがちなカルシウムを始め、妊娠に必要なミネラル類を吸収する事が出来ます。
また太り過ぎはもちろんですが、痩せすぎもかなりいけません。女性の皮下脂肪は赤ちゃんを産み育てる為に最も効率のいい栄養素です。
平時より少しポッチャリとした感じが一番妊娠には適した体重ですので、その辺りを目指しながら、食事のコントロールをしてみるといいと思います。
【最後に鍵を握るのはストレスマネジメント】自律神経系コントロールが妊娠力を左右する

自律神経系、ホルモン系、免疫系と言う3つの系が高いレベルで協調的に働いている時が最も自然治癒力が発揮します。
この3つの系の中で、一番重要となるのが自律神経系です。
この自律神経系を整えるには、呼吸のコントロールが鍵を握っています。深く、ゆったりとした呼吸を繰り返し行なうメディテーションという技術を獲得して、日常生活の中に取り入れて行く事が妊孕性を高めて行く鍵となるのです。
ボディフレームのリセットワーク、食の改善、メディテーション。
辛く、苦しいベビィ待ちの治療期間ですが、これらのセルフケアを行なって、細胞レベルから元気溌剌とした健康体を目指しながら乗り切ってみてはいかがでしょうか。