【未解決事件の闇15】女性編集者失踪・彼女が消えた現場はいま... (2/2ページ)

東京ブレイキングニュース

深い山をぬうように走る国道などの一般道を南下するしかない。取材中、筆者が実走してわかったのは、飛ばしても2時間はかかるということだ。Xが電話をしていなかったのは 午前2時40分ごろから午前4時59分までの約2時間20分である。ちょうどそのときに伊勢から県南部の実家まで移動していたと考えると、説明がつく。少なくともXの電話が携帯から自宅電話に切り替わった5時半すぎには自宅に帰っている事実は、伊勢と彼の自宅の遠さからすると、しっくりくる。

 逆に二人が合意せず、辻出さんが抵抗したケースを考えてみたい。Xの言うとおり行為に及んだとすれば無理やりということだから、辻出さんは強姦されたということになる。辻出さんはXに対し必死で抵抗したはずだ。それに対しXも何らかの暴力的な行為により、辻出さんの抵抗を抑えたとしてもおかしくはない。先に紹介したホテトル嬢の供述通りのことを辻出さんがされたとすれば、それこそ最悪の事態を迎えていても不思議ではない。

 その場合、Xは一刻も早く事態解決をはからねばならなくなる。Xが警察に逮捕され罪に問われたくなければ、亡骸や被害者の所持品といった、犯行の形跡を示す物的証拠を一刻も早く、隠滅せねばならない。

 このケースで事が運んだとすれば、深夜にもかかわらずXが名古屋の彼女に電話したことや辻出さんが失踪してしまったこと、彼女の所持品がなくなっていたこと、それらすべての説明がつくのだ。

Written Photo by 西牟田靖

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