【完全同意】キンコン:西野がつぶやいた『赤ちゃん同伴のライブ鑑賞』の是非を問う
先日、芸人キングコングの西野さんが子連れで漫才ライブを鑑賞していたファンに対して「マナー違反である」とつぶやいたツイッターが注目されました。 リツイートは賛否両論ではありますが、そのほとんどは「賛成」というものでした。
このツイートがきっかけ
漫才出番わず。
大声で子供が泣いているのに「よしよ~し」と何分間も子供をあやし続ける方がいらっしゃいました。
他のお客様の迷惑になるので、子供が泣き出したらロビーに出してください。
【未就学児入場不可】となっていない公演であろうと関係ありません。
マナーの問題です。
— ニシノアキヒロ (@nishinoakihiro) 2015, 2月 8
出典: twitter
ライブ会場で、赤ちゃんが泣いているのに席でずっと子どもをあやしていたそうです。
これでは、芸人さんも他のお客さんも漫才に集中できませんね…。
問われる“親のマナー”。その原因3つと考察

「ファミリーレストランで騒ぐ子どもを注意しない親」
「公園で子どもが危なそうなのに、親がスマホいじってて気付いてない」
「満員電車にベビーカーで乗り込んできた親が我が物顔」
など、昨今『マナーを守らない親』が社会問題風に取り上げられることが多くなりました。
筆者はその原因を以下3つにあるのではないかと思っています。
「SNSなどで、自分が思っている“もやもや”を世に発信できるようなった」
「少子化により、成人が“赤ちゃん慣れ”してない環境になった」
「社会が“母親”という存在を神格化している」
昔の人は兄弟が多く姉・兄が赤ちゃんの子守をすることは当たり前でした。
ですから大人になっても「まぁ、赤ちゃんてこんなもんだよね」と赤ちゃんの泣き声を聞き流す術を身に着けていたでしょう。
また、“マナー違反”をする親というのは昔から一定数いたはずです。
それがSNSなどで、ひとつの事象が一気に拡散されるようになった…。
そのイメージが「最近の親は、平気でマナー違反をする」とサブリミナル的にすりこまれているのではないでしょうか?
※私の母親世代(60代)が、育児真っ最中の時代は寝てる赤ちゃんを家に置いて買い物に行ったり、子連れパチンコなどは割りと当たり前のことだったようです(驚)!
そして、これは私の私見ですが世の中になんとなーく「母親は全てマザーテレサ並の聖母であるべき」という通念があるような気がします。
ぶっちゃけ、そんな聖母を望むなら死に際にならないと精神的に子供を産むことは無理でしょう…。
でもやっぱり“子ども同伴のライブ”はマナー違反だと思う…

で、今回のキンコン・西野さんのツイートについてですが、、、
筆者も完全に賛成です!
私も音楽や旅行が好きなので、産後にライブや野外フェス、海外旅行にも行きました。
でも、ライブやフェスに行くときは子どもを義両親か託児所に預けるようにしています。
わが子が「暗いところが苦手」「大きな音が苦手」というのもありますが、やはり子どもにとってライブ会場というのは“苦行の場”でしかないのではないでしょうか?
一方、今回のお笑いライブやクラシックコンサートのように爆音環境でない場合もやはり子どもにとっては苦行です。
ずっと同じ姿勢でいるのは辛いし、急に大きな音(お笑いなら爆笑、クラシック曲ならクライマックス)にびっくりするでしょう。
そして何より、その他大勢のお客さんの迷惑になっていることは明白です。
子どものギャン泣き音は、家族以外にとっては“雑音”でしかないのです。
※子どもがいる筆者でも、“仕事モード”だったり“独身モード”のときは、子どもの泣き声にイラっとすることもしばしば…。
見識者からも苦言が
幅広い年齢層をターゲットにした、自然との調和を図るフェスティバルということで、近年は親子連れも目立つようになったフジ・ロック。ベビーカーをガラガラ押しながらステージを移動する姿は微笑ましいが、ハッキリ言って、この環境はかなり苛酷なものだ。降りしきる雨、時に顔を覗かす灼熱の太陽。大人でもキツイのだから、子供にとってはそうとうな試練であることは間違いない。しかも子供たちは音楽が好きで自主的に来ているわけでもなく、親に連れてこられただけだ。
出典: bylines
こちらは音楽ライターの山崎智之さんが2013年にbylinesに寄稿した記事の抜粋です。
ホントに野外フェスの日差しはヤバいです。
こんなところに子どもを連れ出すのは、私は気が引けます…。
言葉を選ばず言わせていただくと「子連れでフェスに来る人って、“家族で音楽楽しんじゃうおシャンなファミリー”を演出したいだけでは?」と思うのです。
最近は“ファミリーウェルカム”な野外フェスも増えています。
しかし、スピーカーから流れるウーファーを効かせた大音量の音は子どもには刺激が強すぎでしょう!
産後数年の“趣味”は覚悟を決めて!

『覚悟』と言っても、いろいろ種類はあると思います。
「趣味を諦める覚悟」
「高いお金を払って託児所に頼る覚悟」
「“子どもを預けてまで趣味に走って!”という外野からの圧力に立ち向かう覚悟」
私は2番目と3番目の覚悟を決めました。
ライブを楽しんだ数日後、わが子が「保育園(本当はライブ会場併設の託児所)から観覧車見えたんだよねー」と思い出話をしてくれることもありました。彼女は彼女なりに託児所を楽しんでいるんだな、と思いました。だとしたら、お互い『win-win』の関係だったのでは…。と、自分に言い聞かせています。
日本はまだまだ子育て中の親が趣味を楽しむことがタブー視されているような気もしますが、「子どもにつらい思いをさせない楽しみ方」「子どもと一緒に楽しむ趣味」を模索してみてはいかがでしょうか?