【どうしたら幸せになれるの?】幸福感を「お金」で買ってみませんか

「“お金で幸せは買えない”という言葉は 多くの人の心に響くものですが」
このフレーズにピンと来た人は、TEDファンですね。
著名、無名に関わらず、価値あるプレゼンテーションを世界に配信し続けているTED。
そのTEDでマイケル・ノートンという研究者が紹介した「幸せを買う方法」をご存知でしょうか?
冒頭の言葉は、彼がプレゼンテーションで話したことです。
そして「今日は それが間違いだとお話したいと思います」と続けています。

えっ、お金で幸せを買えるの?
だれでも簡単にできる幸せの買い方って?

言うまでもなく、お金はとても大切です。
自給自足などの暮らしでもない限り、お金は生活を保障する唯一の手段と言っても良いでしょう。
だから私たちは、自分のためにお金を稼ぎ、自分のためにお金を使います。
それはきっと間違っていない。
でもマイケル・ノートンは、自分ではなく、他人のためにお金を使うことで幸福感を得ることができると言います。

他人のために使うなんて、もったいない!
そう思うかもしれませんが、他人にお金を使うことで人間関係が良好になり、その後の幸福感が大きくなることを彼は研究で証明しています。
そして「お金で幸せが買えないと思っているなら、それは適切なお金の使い方ができていないから」とも。
同じコーヒーでも、自分のために払ったお金と、他人のために払ったお金では、その意味は大きく違います。
要は何を買ったかではなくて、誰に使ったかが大切なのだそう。
新しい服は、あなたを幸せにはしてくれないかも

狙っていた服を買ったとき、足取りが軽くなる感覚を覚えたことはありませんか?
初めて身にまとったときの満足感は格別です。
しかしポイントは、その満足感が幸福につながるのかということ。
翌日会社に着てゆくと、敏感に反応する同僚もいる一方で、全く興味を示さない人もいて、少しがっかりします。
恐らく2回目は誰も反応しなくなっています。
そして弾む気持ちは薄れていくというパターン。

一方、誰かのためにお金を使ってプレゼントをしたとき。
その瞬間は、自分の手元に残らない物のためにお金を使ったことを、もったいないと思うかもしれません。
でも3ヵ月後、1年後に、なにかの折にそのプレゼントが大切にされていたり、喜ばれていることがわかったら?
たとえ見返りとして物を得ることができなくても、良い気分になりますよね。
今からできる幸せなお金の使い道とは・・・

お金に困らない生活は、幸せな暮らしの代表のように扱われますが、満足な生活と幸福はイコールとは限りません。
きっと幸せは、自分の欲しいものを手に入れたときのような鮮烈な瞬間ではなくて、誰かにありがとうと言われたときのような、じんわり心が温まるときを指すのでしょう。
今年も、3.11がやってきます。
難しい議論や、ボランティアはできなくても、お金はきっと役に立ちます。
もっと乱暴に言ってしまえば、被災者のためという動機すらいらないのかもしれません。
ただ自分の幸せのために、誰かにお金を使ってみませんか。