【村上春樹に学ぶ】現代の禁句「がんばって」の使いかた (2/2ページ)
でも村上さんの発する「がんばって」は心にすっと入るような「がんばって」なのです。
ん、ハルキニストみたいになってますね、わたし。
例えばこんなときに・・・

同じ言葉でも、相手のことを想う偽りのない言葉には、優しさがあるものです。
例えば、同僚を「がんばって」と励ますときに、相手ががんばることで得られる自分へのメリット(早く帰れるなど)が全く混じっていないと言えますか?
新しい恋で頭が一杯の友人への「がんばって」に、どれほどの愛情がこもっているでしょう?
利己を捨てて、相手本位で考えることはとても難しいことです。
とくに相手が利己的の場合ならなおさらです。
同僚のミスが原因の残業を、「大丈夫よ」と本心から想っている人はどれくらいいるでしょう。
冷たいと思われないように、自分に何かあったときに助けてもらえるようにと、自分本位で考えてしまった経験はありませんか。
他人に優しい人は「自分に優しい」

他人に優しくなれないのは、きっと自分の心に余裕がないからでしょう。
その意味では、まず自分に優しくすることから始める必要がありそうですね。
他人のことなんて考える余裕はないという人に限って、自分のことをしっかり考える余裕もないものです。
他人に優しくするためにも、まずは自分に優しく。
1日たった10分だけでも、自分を労わる時間を作ってみてはいかがでしょう。
例えば、夕暮れの街を一人で散歩するだけでも良いんです。
あ、またハルキニストぽかったかしら?