なぜ今、注目?主体的な子を育てる「知育スタンプ」とは
あたたかくなってきて、子どもとお外に遊びにいきやすい季節がきましたね。最近は、親子で気軽に参加できる1日ワークショップなどが多く開催され、子どもに様々な事を簡単に体験してもらう機会が増えてきました。
今回は、そんな気になっていたワークショップの1つでもある『エポンテパーク』に行ってきたので、ご紹介します。
■“エポンテ”って何?
エポンテとは様々な色や形でできた新しい知育スタンプ。
3色の重ね合わせで色彩感覚を育む知育スタンプ、図形を組み合わせて造形的センスを育む知育スタンプ、パズルの要素で論理数学的センスを育む知育スタンプなどを使って自由に遊ぶことで子どもの想像力と創造力を育む新しい知育グッズで、今、非常に注目を集めているんです。
今回、東京大学キャンパス内で開催されたエポンテパークでは、この知育スタンプのエポンテを使って創作するワークショップが開かれました。
休日に沢山の小さな子ども達がパパやママ達と一緒に参加し、それぞれのアート作品を完成させました。
■簡単なのに楽しく学べる
難しいことは1つもなく、ひたすらスタンプを押すだけ、なのですが、違う色同士のグラデーションを作ったり、形の組み合わせを工夫して何かを描いたりしている内に、発想力、創造力、数学的センス、などが磨かれ、まさに遊びを通した学びなのです。
正解も間違いもないので、「できないよ~!」という事はありません。用意も片付けも楽にできるので親御さんもお子さんも終始和やかに楽しみながら作品作りに取り組めたようです。
ママとしてやっぱり一番気になってしまうのは、実はインキ汚れの心配ですが、エポンテのインキは食用色素で安全な上、衣服に付いても洗濯で落としやすい水性染料を使用しているとのことので安心です。
■共有型vs強制型
当日はワークショップの他に、エポンテ商品開発を監修した発達心理学者でテレビなどでもお馴染みの内田伸子先生による講演会「子どもの創造的想像力を育む親の役割~どの子も伸びる共有型しつけのススメ~」も行われました。
内田先生曰く、強制型ではなく“共有型”の子育てをして子ども自身が考え判断する能力を育むことが、子どもの語彙力アップにもなるとのこと。更には、そのように育てられた子どもは難関校突破もしやすい傾向にあるとのことでした。
強制型とは、トップダウン的で過度な介入をし、子どもに有無を言わせず、勝ち負けにこだわり、あまりほめずに情緒的サポートが低いことです。すると、常に親の顔色を伺い、指示を待つ主体性のない子になってしまい、語彙力も低くなるそうです。
それに比べ共有型とは、子どもに合わせて柔軟に調整しつつ自分で考える力を育んであげることで、主体的に動ける子になり、語彙力の高い子に育つということなのです。
また、叱られながらやった勉強は身に付かないので、褒めて、励まして、視野を広げてあげる事を心掛け、面白い楽しいと思える学習方法を見つけることが大切だということもあらためて学びました。
■完璧は無理でも心がけが大切
とは言っても、忙しい毎日の中で、急いでいると思わず子どもに考える余地を与えずに命令ばかりしてしまう事もありますよね。
常に完璧な理想の子育てスタイルを貫くのは難しいことですが、共有型の子育てを心掛けるように努めてみてください。
また、日々の忙しさにかまけて、子どもにせがまれると、ついついテレビやゲームの時間を多く与えてしまうこともありますよね。でも、子どもにとっては自ら創造的想像力を育む遊びがやはり重要。
まさにエポンテのようなスタンプ遊びが、今、注目されているのは、正解は1つではない発想を楽しみながら学べるからのようです。iPadなどを早く与えるよりもまずはこんな遊びを積極的に取り入れてみたいですね。
【参考】
※ エポンテオフィシャルサイト