虫歯は減ったのに増加中!子どもの「歯周病と脳力」の意外な関係 (2/3ページ)
■よく噛むことは“脳力”アップにも!メリット5つ
さらに、実は“噛む”という行為が脳への刺激になることは、以前から様々な研究で明らかになっています。脳の働きが活発になると、いわゆる「頭が冴える」状態になるわけです。
・集中力や忍耐力が増す
・想像力や創造力が働く
・理解力や認知力が増す
・思考力や記憶力がよくなる
・感覚や運動神経が高まる
これらの働きは、数年前にNHKの『ためしてガッテン』でも紹介され大きな話題になりました。「ガムを噛む」など噛む行為は、近年特に認知症などの治療などにも取り入れられています。
さらに、歯の健康は当然ながら身体の健康にもつながっていますね。身体の調子が悪ければ、気力ややる気が出ません。よく噛めば、
・顎の骨や筋肉が鍛えられことにより、歯が丈夫になる
・歯が丈夫になれば、しっかり噛める
・しっかり噛んで食べると消化によい
・よく消化されると、栄養素が吸収されやすい
・栄養素が無駄なく吸収されると元気になる
という好循環を期待でき、心身ともに元気な状態でいろんなことに取り組めるでしょう。
■脳と身体の健康のための食事
“よく噛む”ことが大切だとわかっていただけましたね。では、これから以下のことに気をつけて子どもと食事を取っていきましょう。
・柔らかいものばかりの食事は避ける
・根菜類やきのこ、小魚など、よく噛まないといけないものを食べさせる
・食事の時間をゆったり取って楽しみながら食べる
・せかさずよく噛んで食べさせる
実はお金をかけた贅沢な食事がいいかというと、むしろ逆。煮干しや野菜、海藻類など昔ながらの質素な食事の方が、健康のためにはイイのです。
子どもには、「少し固めかな」と思うくらいのものを与えていきましょう。よく噛むと満腹感が得られますから、食べ過ぎることも少なくなります。
これから“食事の質と時間”も意識してみてくださいね。