よかれのアレがNG!障がい児を出産したママが傷つく「励ましの言葉」とは (2/3ページ)
私が教育関係の仕事をしていること、特別支援学校の教員免許を持っていることを知っているあるママ友から次のように言われたことがあります。
「やっぱり、子どもは親を選んで生まれてくるのね。あなたを選んで△△君は生まれてきたのよ」と。
確かに筆者は長年、障害児教育にも携わってきました。でも他人の子どもと自分の子どもとでは訳が違います。子育ては仕事と割り切れないのです。
健常児であれば20歳になれば子育て終了なのに、障がい児の親は親亡き後のことを危惧しながら、一生関わっていかなくてはなりません。働けない我が子のために汗水垂らして働いて、お金もたくさん残しておかなくてはなりません。大きなものを背負いながら日常を送っているのです。
■私の寿命を“この子の寿命+1日”にして!
「障害児の行く末を案じて無理心中」という事件が時々あります。そんな時、「親のエゴだ!」「子どもには罪はないのにひどい親だ」と言う人がいます。
実際、子どもを殺す行動に出るのはやってはならない行為です。
でも、目の前にいる障害のある我が子を見て「この子を残して先に逝けない」と障害児を持つ親なら一度や二度そう思ったことが必ずあります。
そして共通の願いはこれです。
「神様、たった一つだけ願いを聞き入れてくださるのならお願いします。この子の寿命より1日長く私を生かしてください」
いかがでしたか。
その人がどう感じているかは当人でないとわかりません。それは障害以外の病気だっただり酷いアレルギーを持つ子のママに対しても同様です。
ママ友との関係性維持のためにかけた言葉、時には相手を大きく傷つけることもあることを頭の片隅に入れておきましょう。
そんな時は「ああ、きっと辛いんだろうな」と思って「辛いね。しんどいね」とたくさん共感してあげましょう。それだけで相手は救われますよ。