ワシに乗って!?世界一高いドバイのビル、バージュ・カリファ上空を飛んでみよう!!
アッサラーム・アレイクム! こんにちは。UAE(アラブ首長国連邦)のドバイからニュースをお届けするジュメイラです。 今回は、世界一高いドバイのビル「バージュ・カリファ」から、イーグル・カムという小型カメラを付けたワシを放して、ワシの目線でドバイの上空を飛ぶ動画をご紹介します。
まずはワシに乗って、空中遊泳をお楽しみください!
出典: You Tube
動画は約2分間。この「Dubai World Record Eagle Flight」という動画は、絶滅危惧鳥類の保護を目的としたNGO(非政府団体)「Freedom Conservation」が制作したものです。
バージュ・カリファのてっぺん(828m)からワシを放して、地上に居るご主人様(ハンドラー)のところに戻るまでの、ワシの視界を観ることができます。まるでワシの背中に乗って、空を飛んでいるみたいです!
ワシをケージに入れて、てっぺんまで運ぶ

出典: You Tube
塔のてっぺんに運ぶまでも一苦労…ですね。
バージュ・カリファの突端828mからワシを放す!

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828mの高さ…。
日本のタワーでいうと、日本一高い東京スカイツリー(634m)の1.3倍、大阪の通天閣(103m)の8倍――の高さの突端からワシを放ったわけで。。
ペルシャ湾やドバイの景色を一望

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ワシ君。バージュ・カリファの周りを飛びながら、ご主人様を探しています。
左上の青い部分は、ペルシャ湾です。上空から見ると、ドバイ・メトロの鉄道駅沿いに高層ビルが建っているのが良く分かります。
さすがドバイ!ビルとビルの間も、砂だらけ…

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カメラが広角なのか、高い場所だからなのか、地球が丸く見えます。
左にあるバージュ・カリファより奥の空き地は、完全に砂漠地帯。ビルとビルの間も、こうやって見ると、結構、砂まみれ。さすが、砂漠の地・ドバイ。
空き地のように見える場所も、これからどんどん開発される予定です。
大手を広げるご主人様、ワシ君の帰還をお待ち

出典: You Tube
ご主人様、見つけた!!時速170kmの猛追

出典: You Tube
1分40秒辺りで、ワシ君、突然急降下を始めます。左上の赤い四角く囲った辺りに、ご主人様が居るようです。
ビョオオォ!と風を切る音を立てて一直線に下降。まるでジェットコースターに乗っているみたいな感覚が伝わってきます。
それにしても、風を切る音を聞いているだけでも、体が冷えてしまいそう!
Freedom Conservationのサイトを見ると、ワシ君がご主人様を見つけてから追いかけるスピードは時速170kmだとあります。
無事に帰還!ワシ君、大きい!!

出典: You Tube
上空からご主人様を探し続けて再会したときの喜び。なんだか感動のシーンです。“どんなに遠く、高いところに放しても、戻ってきてくれる。また会える”という信頼感。言葉の通じない動物と、そんな関係を築けるなんて、見ているだけでもうらやましいです。
ところで、このワシ君。
羽を広げた全長は2m近くありそうですが…。別のサイトの映像で見ると、NGOのFreedom Conservationのスタッフは、「小型カメラは300gで、ワシの体重の10分の1」と言っているみたいですが…。“絶対に体重3kg以上あるでしょう…?”と思うのは、私だけでしょうか?
BBCでも6分弱のノーカット版を放映
出典: You Tube
別のサイトの映像というのが、こちら。BBCの動画ニュースです。
こちらは6分弱のフルバージョンで、ワシ君がドバイ上空を飛んでいます。そしてその間、Freedom Conservationのスタッフが、団体の活動目的や活動内容などについてインタビューを受けています。
5分近くも上空からご主人様を探していたのかと思うと、なんだかこのワシ君がいとおしく思えてきます。
ワシ君、名前はDarshan(ダーシャン?ダルシャン?)という雄のワシのようです。
素敵な空の旅をありがとう、Darshan君!
カメラを斜めにしないと全体が入らないほど高いビル…

この写真は、私のカメラで撮影したものですが…。
828m、ビルが高すぎてカメラに入りきらなかったです。この写真の右上ギリギリに、極細の先端がうっすら見えます。
下から見ていても、ワシがタワーから離れて飛んだかどうかは見えなさそうです。
【オマケ】UAEでのタカ狩りの様子

イマイチ、タカとワシの区別がつかないのですが…。
UAEの男性は、国旗のデザインにもあるタカを用いてタカ狩りをします。昔は狩猟の手段としてタカを調教していましたが、今は狩猟という昔の名残もなく、スポーツやゲームといった感覚で調教しているようです。
上の写真で、タカの顏を隠しているのはタカ専用のアイマスク。
目を隠していないと狩猟モードになってしまうため、普段はこのようなアイマスクを付けておとなしくしています。革製でできており、人によってはダイヤモンドを埋め込んだり鳥の羽を付けて飾ったりと、いろいろなバリエーションがあります。
また、練習や試合などでタカを空中に放す際には、遠くに飛んで行って迷子にならないようにとGPS発信機を尻尾の付け根周辺に装着します。上の写真でも、目を凝らすと尻尾の先から黒くて細いワイヤーが垂れ下がっているのが見えます。これがGPS発信機です。実際に、私がこのタカ狩りの練習風景を見たとき、タカちゃん、行方不明になってしまって。ご主人様がGPSの会社に電話して居場所を確認して、ランドクルーザーでお迎えに行っていました。
Darshan君にGPSが付いていたかは分かりませんでしたが、タカ狩り事情を知ると、ハイテクで、お金持ちの趣味だなぁと思った次第です。