「ひかりTV」300万会員突破までの軌跡 (2/2ページ)

新刊JP

このスピード感こそ、タイトルの「ハートで感じたら走り出せ!」の由来でもある。
 しかし「ひかりTV」の開始にあたっては、映像配信サービスに不可欠である「コンテンツ」の調達など大変な苦労があった。話題性と魅力を兼ね備えたコンテンツがないことには、事業は成功しない。当時のNTTぷららには日本や海外のコンテンツ業界とのコネクションなどなく、そもそも誰と交渉していいかもわからない。この状態からコネクション作りに注力し、これまでになかったブロードバンドを使った映像配信サービスを理解してもらい、契約書を交わしてコンテンツを提供してもらうまでに数年間を要したという。
 困難な道のりだが、コンテンツの充実や機能の拡充などにより「ひかりTV」は会員数を飛躍的に伸ばし、売上は板東氏の社長就任当時から約100倍にまで伸ばすことに成功した。

 「ひかりTV」は、日本初となる商用4Kサービスの提供や、来るべきスマートTV時代に向けてさらに進化しようとしている。どん底を経験して、這い上がり、そして時代の先端へ。板東氏の気骨とNTTぷららの取り組みがつづられた本書は、多くのビジネスパーソンに学びを与え、仕事への情熱を呼び覚ましてくれるはずだ。
(新刊JP編集部)

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