点鼻薬の使いすぎでかえって鼻炎になる (2/3ページ)

日刊大衆

たとえば風邪による鼻づまりの場合、点鼻薬の効果が切れたときに風邪がなおっていれば、粘膜は健康な状態に戻りますが、風邪がなおっていなければ、粘膜は腫れた状態に戻り、また鼻がつまってしまうというわけです。

鼻がつまって苦しいとき、血管収縮性点鼻薬の即効性はありがたいのですが、長期間使い続けたり短期間でも頻繁に使ったりすると、血管を「収縮」させる薬に対して血管が逆に「拡張」するようになり、鼻粘膜が腫れやすくなってしまいます。するとだんだん薬が効いている時間が短くなり、効果も弱まるようになります。こうなるともっと点鼻薬を使い、さらに鼻づまりを悪化させるという悪循環に陥ってしまい、これを「点鼻薬性鼻炎」と呼んでいます。花粉症や風邪のシーズンを過ぎても鼻づまりを訴えて耳鼻科を訪れる人のなかには、「点鼻薬性鼻炎」の患者が多く見られます。

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