選び方は「ハンカチの作用」で!子どもの可能性をつぶす習い事、伸ばす習い事 (2/3ページ)
しかし、得意なことや好きなことばかりやらせて、苦手なことをやらせないなんて、親としては甘やかしているような気分になってしまいますよね。
では、どうしたらよいのか。
■「ハンカチの作用」で重点的に伸ばす
その疑問に答えるキーワードが“ハンカチの作用”です。
床に落ちてしまったハンカチを拾い上げようとするとき、ハンカチの真ん中を指でつまんで上に持ち上げると、四隅も自然と上がってきます。しかし、四隅すべてをつまもうとすると、うまくつまめずに、結果的にハンカチを拾い上げるといった当初の目的に至りません。
“ハンカチの作用”は心理学などで用いる“汎化作用”をハンカチで例えた造語ですが、子どもの教育でも、全部を平均的にそれなりに伸ばそうと手を下すよりも、強み見つけて重点的に強化したほうが子どもは伸びていきます。
■伸びる人材は「自分の得意、不得意を分かっている」人
大人になっても自分に自信がある人や果敢にチャレンジできる人って「自分には不得意なことがあるけれども、他に得意なことがあるから大丈夫」と思っている人だったりします。
そういう人は小さいころから、「算数は苦手だけれど文字だけはきれいに書ける」「勉強は今一つだったけれども好きな部活や係り活動を一生懸命がんばった」ということを褒めてもらった経験が多いのです。
さっきの文章題が苦手な小学生も、計算問題9割、文章題1割くらいの分量で勉強をさせていたら、計算問題を解いている勢いで、意気揚々と文章題にもチャレンジできていたことでしょう。
これは、勉強や習い事に限らず、生活習慣にも当てはまります。
食の細い子に「これしか食べていない」というのではなく、少しは食べられたことに「これだけ食べられたね」と褒めてあげた方がいいのです。
普段から短所ばかりが目に付くママは気を付けなければなりませんね。
いかがでしたか。
大人の世界でも、人当たりがよいけれども、緻密なことが苦手な人は営業職などが、慎重でミスが少ない人はデータ作成などのデスクワークが向いていると言われますよね。