やっぱり今シーズン「巨人は優勝できない!」 (2/3ページ)
「12日、手術後、初めて右翼の守備位置につき、シートノックを受け、軽快な動きを見せたが、まだ無理はさせられない」(前出・デスク)
オフに左ひじを手術したアンダーソンは、11日の教育リーグ(日本ハム戦)に出場。とはいえ、リハビリ中とあって、守備にはつかない"特例措置"。
元気なのは、今季からコーチ兼任の高橋由伸、移籍2年目の井端弘和の"今年で40歳コンビ"だけだ。民放局ディレクターが言う。
「オープン戦のチーム本塁打1号は高橋。東京ドームに新設されたホームラン・テラスに叩き込んでいます。しかし、16日、ジャイアンツ球場での全体練習で、その由伸が足の張りを訴え早退。ベテランの2人は、シーズンの最後まで持ちこたえるか、体力的な不安もあり疑問視されています」
"打"の巨人とはほど遠い。
一方、故障者だらけなのは投手陣も同じだ。昨年、7勝に終わった内海哲也は、12日、左前腕部の炎症で二軍落ち。開幕は絶望で、復帰は6月以降になるという。
「杉内俊哉も寝違えを理由に一度、登板を回避しており、中継ぎの山口鉄也も16日の全体練習で背中の張りを訴え、別メニューで調整を続けてます」(同)
ただ、満身創痍の投手陣の中でも、"希望の星"も見える。昨年、12勝を挙げて巨人のリーグ3連覇に貢献し、セ・リーグの最優秀防御率とMVPに輝いた菅野智之だ。今シーズン、2年連続で開幕投手の大役を務めることになった。
が、しかし――、
「昨年10月に痛めた右手中指と右ひじ靱帯は完治したそうだが、本当か。巨人首脳の中にも、"菅野は決して本調子ではない"と指摘する声がある。他球団のスコアラーにも"菅野の直球はもっとキレがあるはず"と首を傾げる向きは少なくない」(球界事情通)
投打とも柱不在。ベテランの野球ジャーナリストは、
「原監督が監督になって12季目になるけど、今年はこれまでで一番、大変なんじゃないかな」
と漏らす始末だ。
金子もグリエルも交渉失敗
「本来なら、こんなときこそ、攻守にわたって若手が自らの力をアピールするチャンスなんだが、巨人の場合、中堅や若手が伸び悩んでる」(同ジャーナリスト)
この指摘もうなずけよう。