ツラい…花粉症は国家が引き起こした「環境問題」だった!?
画像出典:Flickr(143 by James Docherty)
「毎年、この時期になると生きているのが辛い・・・」
そう感じる花粉症患者の方は多いのではないだろうか。
様々な症状や薬の副作用などにより、プライベートにも仕事にも支障をきたすこともある花粉症。
ご存知の通り、花粉症のアレルギーの原因は「スギ花粉」が多くの割合を占めているが、この「スギ」って一体誰が何のために植えたのだろうか?
以下に花粉症の原因についてまとめてみたので、
「毎年、理由もわからずにつらい症状に悩まされるの納得がいかない!」
という方は、読んでいただきたい。
・1950年代後半~70年代の高度経済成長期に住宅用建材が大量に求められ、政府が植林を推奨。これにより各地にスギが植えつけられる。
・しかし、スギが木材として使えるまでには30〜50年の歳月が必要であり、政府は木材の輸入を自由化することに。
・輸入木材により、国内林業が衰退。そして、植林されたスギたちは放置される・・・。
スギが国内に植林された経緯は簡単に述べると上記の通りだそうだ。つまり、政府の無計画さにあると言えるだろう。
・2005年、当時都知事だった石原慎太郎氏が花粉症を発症したのを機に、撲滅を宣言する。
・2006年、すでに植林されているスギを伐採した後に、花粉の少ないスギ(花粉量1%)を植え替える「花粉の少ない森づくり」事業をスタート。
・しかし、東京都のスギを全て植え替えるのに単純計算で300年かかるという・・・。
行政による花粉症対策は絶望的なのかと思えるが、東京都では、さまざまなシンポジウムやセミナーを開催したり、医薬品の開発、建材としてのスギの見直し、他県との協力など、多方面からスギの撲滅を目指している。
しかし、すぐに効果のある抜本的な対策ができていないのは事実だろう。
経済成長の負の遺産とも考えられる花粉症。果たして、花粉症なき世の中は訪れるのだろうか。
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参照:Business Journal/花粉症、東京都が撲滅宣言 深刻化の原因は50年前?従来型スギ、大量植樹&放置
参照:東京都健康安全研究センター
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)
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