韓国警察「朴槿恵批判ビラ」に令状なしで捜索…市民は「ドッグフード散布」で抗議 (2/2ページ)
韓国中西部の群山(グンサン)市では、ビラをまいた当事者の妻が勤務する会社が捜索令状なしで家宅捜索され、釜山市では、そうした警察の横暴に抗議するためのパフォーマンスを行っていた人が逮捕された。
批判を受け止める度量を欠いた朴大統領このように権力側が圧力を強めるほど、「表現の自由」への抑圧を批判する動きも強まっている。
左派系のニュースサイト「チャムソリ」は、朴政権に対する批判ビラの製作者で市民活動家のパク・ソンス氏が7日午前、ソウル警察庁の前で1人デモを行い、抗議の意を込めてドッグフードをまきちらすパフォーマンスを行ったと伝えた。
その中でパク氏は、「警察は昨年12月から、ビラをまいた人たちに対する家宅捜査を行い、納得できない職権乱用行為を繰り返している。ビラをまいただけなのに、警察は強盗殺人事件以上の人員を動員している」と警察を強く批判している。
韓国語で人を「犬」呼ばわりするのは、最も激しい侮辱の言葉と言える。パク氏のドッグフード散布は、朴槿恵政権の「犬」と化してしまった警察を最大限に皮肉ったものなのだ。
民主主義国家において、権力が監視と批判の対象となるのは当然のことであり、指導者にはそれを受け止める、または受け流すだけの度量が求められる。小市民の行為に一々目くじらを立て、公権力を動員して抑えにかかる朴槿恵大統領にはその度量が欠けているようだ。