『レモンジーナ』は大方のレモン飲料の無茶な酸っぱさに辟易している人にこそ味わってほしい芳醇レモン味微炭酸

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『レモンジーナ』は大方のレモン飲料の無茶な酸っぱさに辟易している人にこそ味わってほしい芳醇レモン味微炭酸

ネット上では「土の味がする」などと話題のサントリー『レモンジーナ』(420ml・希望小売価格 税抜140円・2015年3月31日発売)を味わってみた。実際に飲んでみるとわかるが、これは美味い、レモネードの大人バージョンともいうべき微炭酸。土の味は……しない。


「オランジーナ」は1936年から販売されているフランスのロングセラー飲料。オレンジ果汁の味わいだけでなくピール(果皮)のほのかな苦味を感じさせる微炭酸ドリンクだ。大人びた美味しさあふれ、愛好家も多い。子どもには苦味が敬遠されるかもしれないが、ハマれば一気に愛してしまう、そんな嗜好品的味わいが「オランジーナ」の特徴。
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そして肝心の『レモンジーナ』だが、これは本家フランスでは発売されていない独自開発商品。とは言え根も葉もないところから生まれたものではなく、フランス家庭で永く愛され続けているシトロネードというドリンクがモチーフになっている。
シトロネードはレモンを果皮ごと使った柑橘系飲料でレモンピールの苦味が特徴なのだけれど、そこをフランスのオランジーナ社とサントリーが共同開発して苦味を抑えた飲料に仕立てあげたとか。そう言われると確かに果皮の感覚はあるけれど、あまり苦味は強くない。さらにグレープフルーツとオレンジもブレンドされて飲みやすさを増しているという、まさに柑橘果実の総力を上げたフルーティーな香り立ち飲料になっている。
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実際に飲んでみると、香りはたしかにレモンだけれど、キンとしたレモン特有の酸っぱさは抑えられていて実に飲みやすい。グラスに注ぐとほんのり黄色に白濁した見た目も清々しい。皮ごと果実の良い香り。レモネードが苦手な人でも、これならイケるのではないか。
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炭酸抑えめな上に、苦味と酸味も甘みも控えめで、際立ってくるのは果実としてのレモンの魅力。レモン果汁オンリーでないがゆえ、かえってレモンの魅力が伝わってくる。むしろこんなレモンがあるのなら、食べてみたいと感じさせてしまうくらい。大方のレモン飲料のやたらな酸っぱさに辟易している人にこそ味わってほしいレモン風味の炭酸飲料だ。
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レモンジーナ 420mlペット×24本 レモンジーナ 420mlペット×24本

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