最先端のトップランナー年鑑『映像作家100人 2015』 10年を振り返る (2/2ページ)
日本の映像は、この10年でどう変化したのか

「10年前、ネットでの公開許可が下りないジレンマを抱えていたMVや、純粋なテレビCMが規定の尺や国境を超えることのなかった時代。映像は、コンテンツとリアルな世界を繋ぐ役割に、いかにして辿り着いたのか。」
本書は、2005年から毎年刊行し続けてきたからこそ、10年間の蓄積を内包しており、今回のような、10年を振り返る体系化が実現した。

恒例となる、その年を代表する作家を紹介する「映像作家クリエイティブファイル」では、前述の作家陣以外にも、デザイングループ・AC部、ポップ・クリエイターのファンタジスタ歌磨呂さん、コマ撮りを中心に活動するアニメーション作家・水尻自子さん、「研究」を基盤にメディアデザインに取り組むユーフラテス。
ほかにも、モーショングラフィックを軸にしたクリエイティブスタジオ・フラッパー3、Yun*chi さんや中川翔子さんのMVをディレクションした浜根玲奈さん、初音ミクの「MikuMikuDance」を使ったMVなどを制作するまさたかPさん、アニメーション作家のぬQさん、映像制作集団・賢者など、多岐にわたって活躍するクリエイターを網羅している。