【アニメキャラの魅力】内に秘めた激しい強さ!見る者の胸を打つ「花本はぐみ」の魅力『ハチミツとクローバー』 (2/3ページ)
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長野の田舎で静かに絵を描いて暮らしてきたはぐちゃんにとって、大学はストレス過多な環境でした。元からストレスに弱いはぐちゃんは、大学生になっても、精神的な要因で度々吐き、熱を出し、体調を崩してしまいます。
しかし、竹本くんや山田さんのような、良い友人に恵まれたはぐちゃんは、大学生活の中で、懸命に「自分にできること」を探して頑張ります。何かと悩む竹本くんを元気付けたり、クリスマスのケーキ販売の仕事を大成功させたり、半泣きになりながらも人と関わろうと努力するのです。
そして遂には、修ちゃんがいなくても大丈夫なところまで成長しました。プレッシャーを受けながらも、健やかに伸びてゆくはぐちゃんに、共感や尊敬の気持ちを抱く人も多いのではないでしょうか。
■敢えて闘う苦しみを選ぶ芯の強さ
そしてはぐちゃんは、落ち込んだ時にさりげなくなぐさめてくれたり、いきなりキスしてきたり、国宝級の作品を作り上げたりする森田さんに、翻弄されながらも徐々に惹かれていきます。しかし森田さんは、はぐちゃんの気持ちに応えようとしません・・・。
アニメ1期第13話、2人の関係が中途半端なまま、海外に旅立ってしまった森田さん。彼について、はぐちゃんはこう言います。「帰って来て欲しくない」、「やりたい事全部やってみれるまでがんばるのがいいと思う」。芸術に身も心も捧げているはぐちゃんは、一般的な恋愛のように、寂しがったりワガママを言ったりしません。「作品を作ること」を、大切にしている人の意志を尊重するのです。それは、自分自身が「作品を作ること」をとても大切にしているから。
しかし、アニメ2期第8話で、はぐちゃんは右手の神経に大怪我を負ってしまいます。はぐちゃんは元々、「長野に帰って、修ちゃんに迷惑をかけずに穏やかに絵を描き続けたい」という気持ちと「修ちゃんの人生を犠牲にしてでも一緒に芸術の道を歩みたい」という気持ちの間で揺れていました。そんなはぐちゃんを、この大怪我は、そもそも絵を描くことすらできないという絶望に突き落とすのです・・・。
そこでやっとはぐちゃんは、自分が「命と引き換えにしてでも絵を描きたい」と願っていることに気付きます。