李雪主氏が「大人の女性」にイメチェン 歌手から北朝鮮の「国母」へ (2/2ページ)

デイリーNKジャパン

ヘアスタイルや服装などで、デビュー時のイメージから「大人の女性」へのイメチェンを図ろうとしている彼女の狙いは、ズバリ「北朝鮮の国母」の地位を確固たるものにするためと筆者は見る。

極めて封建的な独裁国家である北朝鮮で、国母は重要な意味を持つ。金一族を中心した体制が続く限り、国母の存在は最高指導者に次ぐ権威を持ちながら、北朝鮮の正史に刻まれる。

だからこそ、金正恩氏の実母・高ヨンヒ氏は、愛息を金正恩の後継者にするために人生の後半を賭けた。もちろん、高ヨンヒ氏にしろ李雪主氏にしろ、国母でありつづけるためには、金一族体制が続くという条件がつく。

李雪主氏の大人へのイメチェンを、あくまでも男性特有の穿った目線で切り取ったが、彼女がファッションに対して並々ならぬコダワリを持っていることは間違いない。

ならば、肝心の金正恩氏のプロデュースも彼女自身がした方がいいと思うのだが…。

(高英起・デイリーNKジャパン編集長)

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