将来が大違い!子どもの感性と思考力を磨く「開かれた未来の質問」とは
子どもの感性や思考力はの“普段の会話”で磨かれます。特に、親の質問の仕方でその伸び方は大きく変わってくるものです。
そこで今日は、コミュニケーションライターの黄本恵子が子どもの感性と思考力をアップさせる質問の仕方についてお伝えします。
■感性や思考力を磨く“開かれた質問”
会話の多くは質問によって成り立っています。だから、普段から子供にどんな質問を投げかけているかがとても大切になってくるのです。
次の2つの文は、幼稚園から帰ってきた我が子への質問です。
A:「今日は幼稚園、楽しかった?」
B:「今日は幼稚園、どうだった?」
どちらが子どもの感性や思考力をあげる質問でしょうか?
Aの質問は、基本的にYes(楽しかった)かNo(楽しくなかった)のどちらかでしか答えられません。それに対してBの質問は、自由に考え、答えられる余地があります。
人は、質問されると考えるようにできています。AのようなYesかNoかで答えられる質問は、さほど考えることなく答えられるので、感性や思考力が磨かれにくいのです。
ということで、Aが問題の答えになります。
Bのような自由度の高い質問を多く受けているほうが、感性や思考力が磨かれるのです。
ちなみに、AのようなYesかNoで答えられる質問を“クローズド・クエスチョン(閉じた質問)”、Bのような自由に答えられる質問を“オープン・クエスチョン(開いた質問)”と言います。
クローズド・クエスチョンは、YesかNoの2択でしか選べないため、答える側が窮屈に感じることもあります。そのため、自由に自分の言葉で話せるオープン・クエスチョンのほうが、話が広がり盛り上がる傾向にあるのです。
会話が多い家庭のママは、質問上手。子供やご主人によくオープン・クエスチョンで話しかけて、会話を楽しんでいます。
■過去ではなく「未来」の話をしよう
もうひとつ、子どもの感性や思考力をあげる質問の仕方があります。
子どもがなにか失敗をしたとき、あなたは次のどちらの言葉を投げかけますか?
A「なんでこんなこともできないの!?」
B「どうすればもっとうまくできたと思う?」
ついついAのような言葉を発してしまう人がほとんどではないでしょうか。
でも、Aのような言葉では、子どもは責められていると感じるでしょう。こうした言葉ばかり受けていると、失敗したときにはまず言い訳や言い逃れを探すようになります。
それに対して、Bは、責められている感じがありません。素直に「次はどうすればうまくいくかな?」と前向きに考え、次は失敗しないよう、よく考えて行動できるようにもなります。
ちなみに、Aのような質問を“過去質問”、Bのような質問を“未来質問”と言います。将来の子どものことを考え、過去の事象に縛られずに、未来を生きる言葉を投げかけていきましょう。
いかがでしたか?
質問の仕方を工夫することで、子どもの感性や思考力はぐんぐん磨かれていきます。質問をするときは、ぜひ“オープン”で“未来”に向けた質問を心がけてみてくださいね。
会話が弾む、明るい家庭になることでしょう。
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【著者略歴】
※ 黄本恵子・・・2010年、ライターとして独立。自己啓発・コミュニケーションスキル系の本や、医療・医学系の本の編集協力・代行執筆を数多く手がける。現在、1児の母。日々ヤンチャぶりが増す息子に振り回されながら、執筆業に励んでいる。