400万はかかる都内での1㎡当りのお墓費用。これ以外の選択肢は?!自分にあったお墓とは? (2/2ページ)
「故人と共に過ごす時間や空間を確保したい」、「なるべく自分たちの手でお墓の管理をしたい」という場合は、家のお墓を持ち、時々手入れも兼ねて参拝するようにすればよいのではないだろうか。または「お墓の維持管理をきちんとする」という点を重視して、既にあるお墓を移動したりせず、定期的にお寺に料金を払い、供養とその他の全ての管理をしてもらう。これならば参拝できる人がいなくてもよいし、お墓の移動も墓じまいも必要がない。「誰の手によるお墓の維持管理なのか」という点にこだわらなければすぐにできそうな方法である。
■誰も管理する人がいないなら墓じまいも選択肢の一つ
あるいは自宅からアクセスの容易な合同墓や納骨堂を利用してもよいのではないだろうか。最近では、供養や管理のための費用を継続的に支払わなくてよいお寺や、納骨室ごとに間仕切りの付いている納骨堂など、参拝者に配慮した所があるそうだ。
「お墓をみる人の有無」や「家の姓を継ぐ人の有無でどうするか決めるのもよいと思う。お墓をみる人がいても、その姓が変わることも考えられるからだ(家に生まれた子供が娘のみの場合など)。その場合、墓じまいもよいと思うが、それ以外の方法を選んでもよさそうだ。墓石に家の姓を彫刻しないという方法である。その代わりに故人の好きな言葉を彫刻するのだ。その家の家訓や故人の座右の銘を彫ってもよさそうだ。
■墓を建てるのも閉じるのもどちらも選びやすい現代
こうして見ると、現代では墓じまいをしたい場合、お墓を閉じやすい状況に変わってきたと感じられる。
一方で、お墓を閉じることに抵抗があるなら、閉じずに様々な方法でお墓を持ち続けることもしやすくなったと感じられる。今まで一般的だとされていた形式にとらわれずに、自分たちのお墓に関してこだわるポイントを決め、自分たちの状況に合わせたスタイルを作ることができれば、永くお墓を持ち続けることができるのかも知れない。