我慢しない子が将来「優しい大人になる」ワケ、専門家が回答します! (2/2ページ)
よく耳にするのはPTAの役員で、引き受け手がなかなか見つからない場合に、引き受けたくないのに「○○さんだったら出来るわ」と押し付けられ「じゃあ、私でよければ」と受けてしまうような人。
「私が我慢さえすれば皆がうまくまとまる、平和になる」と思っているような人は“断わることができない”タイプの人です。皆からも「○○さんがいるから、誰もやりたがらなかったら最終的にはお願いできる」と読まれてしまっています。
断れないタイプの人は、きっと親から“自分より人の気持ちを考えて・人が嫌がることをしてはいけない・人に迷惑をかけてはいけない”と、“他人優先”の方針で育てられたのでしょう。そうすると、自分の子どもに対しても、自分が親から受けた方針を自動的に押し付けてしまいます。
“他人の立場を考える”ことは、人として重要なことです。でも、生まれて2~3年しか経っていない子どもに“自分の気持ちを大切にすること、自分を犠牲にしないこと”を教えることが優先です。自分が尊重されて初めて人に対する優しさや思いやりの心も生まれてきます。
いかがでしたか。
一歩間違えば、周りから“反撃しないタイプ”と思われ、苛めのターゲットになることもあり得ます。他人に譲ることを最優先するのではなく“嫌なものは嫌”と断れる勇気も大事ですよ。
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【参考】
※ 立石美津子(2014)『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』