反権力志向だった愛川欽也が評価していた芸人|ほぼ週刊 吉田豪 (2/2ページ)
「僕は爆笑問題っていう連中をよく知らないけども、僕が爆笑問題ってヤツの番組に出たときに、彼らが『欽也さん、僕らは司会業やってて、なにを一番大事にしたらいいんですか?』って聞くんだよ。だから、『じゃあ日本もひっくるめて、世界中を見渡してみて、本当に理想の国ってあるかい? テレビやラジオでものをしゃべる人間は、いつもどんな時代が来ようとも、ユートピアが生まれない限り、野党じゃなきゃダメなんだ。野党が今度政権取ったら、また野党になれ」って言ったら、太田君が『わかりやすいですねぇ......わかりました、愛川先輩、それ考えます』って。俺、いい青年だなって思ってね」
キンキンのこの考え方はボクも好きで、野党が政権与党を目指す必要はないし、プロレス~格闘技界では野党的なポジションだった『紙のプロレス』がPRIDEバブルで与党になった頃からおかしくなったことでそのことを痛感させられました。
Written by 吉田豪
Photo by トラック野郎 御意見無用