「お腹を痛めた子ども」は親の所有物なの?海外にみる親子のあるべき姿とは (2/3ページ)
もちろん、養子を迎える家庭がすべて裕福で、温かい家庭かと言うと決してそうではなく、問題を抱えた里親もたくさんいます。
でも、少なくとも、欧米の人達は、子どもが母親のお腹を痛めた実子かどうかなどは、全くと言っていいほど気にしません。
■子は親の「所有物」?それとも社会の「預かりもの」?
日本の親と欧米の親の、子どもや親と言うものに対する考え方に、大きな違いを感じませんか?
自分と血のつながらない子、しかも国籍も人種も違う子どもをわが子として育てる欧米の親は、子どもを成人まで育てて社会に送り出すのが“親というもの”の仕事だと考えているのです。
一生子どもに対して責任があるとしたら、3人も4人も、全くの他人の子を養子として引き取ることなどできないに違いありません。
「18歳になれば、親の手を離れて自分の人生を歩ませる」
そのゴールがあるから、里親ができるのかもしれません。
欧米の親の考え方は、“子どもは社会からの預かりもの”という意識なのです。
人間の社会は、人々がそれぞれ持てる能力を活かし助け合って暮らしています。
いずれ、子どもは社会を構成する一員になるということなのです。
いかがでしたか?
あなたは自分のお子さんをどんな風にとらえていますか?
お腹を痛めて生んだのだから、自分の所有物。