そこに「愛」はある?子どもの心にしっかり響く叱り方ルール3つ
子どもたちはエネルギーの塊。楽しくなるとその勢いは留まるところを知りません。目の前で自由に突っ走るわが子にママなら誰しもやきもきしてしまいますよね。
我が子だけならよいのですが、他のお子さんも一緒に遊んでいるとなると叱り方も難しくなってきます。
例えばママ友の子どもが暴れている時、あなたはその子をきちんと叱ることができますか?
今回は子育てアドバイザーで四児の母でもある筆者が、愛ある叱り方についてお伝えします!
■「愛ある叱り方」って?
(1)自分目線で叱る
子どもたちが自分にとって不愉快な行動をしたとき。例えば、大勢の人が居る中で走り回る、静かな場所で大声を上げるなど。そんなときは遠慮なく注意しましょう。
あまり繰り返すようなら、少し怖い顔で叱るのもいいと思います。叱る理由は、あなた自身が「不愉快に思った」それだけで充分です。「うるさいから静かにしてね、ママはそれ嫌いよ」と伝えましょう。ここではあまり大義名分などを出す必要はありません。その方が子どもの心に響きます。
(2)他人の子どもはこうして叱る
それが他の方のお子さんだった場合、叱られた子どもの母親はどんな風に思うでしょうか? 我が子を叱られていい気分になる母親はいないでしょう。さらに最近の若いママは、そんな状況にはとても慣れていません。
ここでは、子どもと母親を分けて考えてみてみることが大切です。
「あなたの躾が悪いからこんな風な行動をするんじゃない?」という目線では、素直に話を聞いてくれる人はいません。
「この位の年齢は大変よね。うちの子も大変だったよ」という風にまずは共感して、その子どもの行動に対する自分の考え方を伝えてはどうでしょうか。
そして「いつも大変だよね、ちゃんと育てていて、えらいよね」という、相手をねぎらう温かな気持ちと、子どもに対する愛情を持っていれば、きっと悪く取られることはないでしょう。
(3)自分の子が叱られたとき
逆に自分の子が叱られたときは謙虚に受け止めましょう。ここで持つといいのは、“社会の一員として育つ子ども”という視点。
誰もが一人では生きられないし、一人で子どもを育てることは出来ない。そのことが腑に落ちていれば、「自分はダメな母親だ」と責めることが無くなりこそすれ、わが子を親のように叱ってくれたことに感謝の気持ちが出てきます。
■愛のない叱り方
最近の日本は子どもを持つ親にとって、“愛の無い叱咤激励”で溢れているように思います。子どもがうるさいのは親のせいと冷たい視線で親を非難する声も、インターネット上のそこかしこで見ることが出来ます。
この風潮に追いつめられて、まだ小さな子どもの行動を逐一叱る母親を何度も見たことがあります。彼女達に話を聞くと決まって「誰かに迷惑をかけることが怖くて…」というような言葉を口にします。
小さな子が周りに迷惑をかけて育つのはある意味仕方のないこと。子どもを叱るのは母親だけでなくてもいい、と筆者は考えます。
筆者はアメリカで上の子二人を産みましたが、子どもを連れて街を歩けば、色んな人が話しかけてあやしてくれました。子どもが大泣きしてるときも、そっとおもちゃやお菓子など、気を引くものをこどもにくれる、という社会でした。
そこでは“こどもは社会の宝物”という空気に溢れていて、筆者は自然と赤ちゃんをもつ自分を誇りに思っていました。
日本の、特に都市部は親を非難する風潮が高いように思います。これも少子化が進む要因の一つなのではないでしょうか?
いかがでしたか?
もちろんママ自身の社会でのマナーや秩序も求められますが、基本的なマナーを守った上でまずはママ同士で、そんな風に子どもたちを温かく見守りながら育ててみませんか? それは一人一人の心の負担を減らすことになるはずですよ!
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【筆者略歴】
※ mica・・・現代美術ギャラリー勤務時に夫と出会い半年で結婚、渡米。アメリカで年子姉妹を産み帰国。その後日本で3女と長男を自宅出産。現在は夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住。 長女の不登校や苦しい罪悪感だらけの子育てを経て、今では自然体でこどもと接することが出来るようになった自身の経験を活かし、子育てアドバイザーの資格を取得。子育てのお悩みのご相談は、micasmilemica☆gmail.comまでお気軽にメールください。(☆を@に変えてくださいね)