日本から革命が起きそうな「ハード系スタートアップ」が集結したSlush Asiaへ潜入レポ!

どうも、まさとらん(@0310lan)です!
東京のお台場に、突如現れたドーム型のイベント会場をご存知でしょうか?

4月24日、実はこの会場に世界中の要注目スタートアップたちが集結していました。
「Slush Asia」と名付けられたこのイベントは、アジア圏では初めての開催とあって、多国籍な参加者とメディアが多く来場していました。

ドーム内は、プロジェクションマッピングによるド派手な演出と、多数のスピーカーによるスタートアップのプレゼン大会を実施。

なかでも、特に面白かったのは日本人が開発に関わる「ハード系スタートアップ」のデモ展示ドーム!
すでにネット上で話題になっているモノも多いですが、ここで改めてご紹介してみたいと思います!
誰でも3Dプリンタで作れる小型ロボット!
【 PLEN2 】

サーボモーターや制御ボードを除く、ほとんどの主要部品が3Dプリンタを使って自作できるようになっており、ドライバー1本で組み立てられるロボット。
20cmほどの大きさに18個の関節を持っており、制御には人気のArduino互換のマイコンを利用するので、簡単にプログラミングも行えるようになっています。
今回のデモでは、スマホから「PLEN2」を操作することができるようになっていました。

指でなぞった通りに動く仕掛けがされており、1タップで好みの動作を指示することも可能!

「PLEN2」のソースコードや3Dデータはすべて無償で公開されており、自分で改良を加える事もできるのが大きな特徴となっています。
超音波で、物体を浮遊制御させる技術!
【 Pixie Dust 】

超音波と言えば、医療や美容などの用途にも活用されていますが、こちらは物体を浮遊させて思い通りに制御させることが出来る技術となっています。
以下の動画で、実際の「動き」を確認できます!
単純に浮遊させるだけでなく、プログラミングによって規則正しく物体を空中で並べたり移動させたりが可能になっているのが面白いところ。
これを実現しているのが、1枚に280個以上の超音波スピーカーを搭載した特殊なパネル。

将来的には、さわれる映像を形成したり、危険な液体を遠隔で混ぜあわせたり、手を使わずに精密部品を操作したりなどが出来るようになり、とても可能性を感じる技術となっています。
材料費3万円で作る、最先端の筋電義手!
【 handiii 】

現在市販されている一般的な「義手」は100万円を超えるモノがほとんどなのに対して、コチラは材料費だけで3万円程度に抑えた設計になっています。
主要部品のほとんどが「3Dプリンタ」によって自作できるようになっており、筋肉の動きを感知するセンサの制御も、スマホを使ってコントロールすることにより安価に抑えているとのこと。

実演デモ映像を、以下の動画から視聴できます!
handiiiは、洗練された高いデザイン性も特徴的で、既存の福祉器具のイメージを変える存在になることも目標の1つとされているようです。
「動き・光・音」を自由に創造できるスマートシューズ!
【 Orphe 】

靴の底面に、シリアル制御可能なLEDやBluetooth、マイクロプロセッサなどが搭載されており、動きを感知するモーションセンサと組み合わせて斬新なパフォーマンスを作り出すことが可能。

デモでは、iPadのアプリから靴のLEDに発色させるカラーを、指でなぞるだけで「どの部分を変化させるか…」などが、リアルタイムに実演できるようになっていました。
実際のパフォーマンス動画はコチラ!
「Orphe」のソースコードはオープンソースになっており、独自のアプリを自作することも可能で、自分がデザインした光や音、動きのジェスチャーなどを、他のユーザーにシェアする機能なども用意されているとのこと。
今、使ってる自宅のドアを「スマホ」で開けられる!
【 Akerun 】

スマートロックは類似がいくつかありますが、「Akerun」はドアの内側に付いている鍵の部分に覆いかぶせるカタチで簡単に取り付けられ、すぐに普段使っているスマホで管理できるのが最大の特徴です。
アタッチメントもいくつか付属するので、ほとんどの家庭にあるドアに対応できるようになっています。

また、事前に専用アプリでドアの写真を撮影することで、利用可能かどうかを調べることができるのも面白いところ。
実際の利用シーンは、以下の動画から確認できます!
本体を取り付けて、スマホとペアリングするだけで即座に利用可能で、カギの権限を友人に渡すことも可能。
もちろん、権限の解除は自由に管理でき、時間制で権限を与えたりも出来るので、いろんな利用シーンが想定できますね。
排便をモニタリングして、スマホに通知してくれる!
【 D Free 】

以前より、ネット上で大きな話題となっているガジェットがコチラ!
今回、デモ機は展示されていなかったものの、やはり国内外からの注目度は高いようで、ブースは質問するユーザーでいっぱいでした。
「D Free」は、お腹に貼り付けるだけで、常に直腸を超音波でモニターしてくれるようになり、排便が近づいたら10分前にスマホへ通知してくれる仕組みとなっています。
コンセプト動画はコチラから!
出荷は来年の5月〜6月くらいを予定されているそうです。
主に、介護や高齢者向けのガジェットになるとのことでしたが、便秘気味の人へ適切なタイミングを促す効果もあるそうです。
体の動きで演奏する「新世代楽器」!
【 KAGURA 】

インテルの「RealSense Camera」で自分を写し、画面上に配置されたボタンをジェスチャーによって擬似的に演奏できるのがコチラ!
会場では、プレゼンブースにて大々的に演奏されていました。
通常のWebカメラでも利用はできるようですが、いくつかの機能が制限されてしまうようです。
現在、Windows版が無料でダウンロード可能になっており、誰でもすぐに楽しめるようになっているので、ご興味ある方はトライしてみてください!
※ソフトのダウンロードはコチラから!
また、他にも「AI」が搭載されたミニ四駆も展示されていました。

加速度、角度、走行状態などを自動で把握して、コースアウトなどをしないよう勝手に速度などを調整して走っていました。
制作は、モノづくり支援を強力にサポートしてくれる「QUANTUM」で行われているとのこと。
あと、3Dプリンタで制作された自転車も面白かったです。

実際に試乗することも可能で、意外にしっかりした作りで頑丈なのに、非常に軽い素材を使っていたのに驚きました…。
おまけ
会場では、プレゼン大会も同時に行われていたのですが、最終的に勝利を飾っていたのが「VMFIVE」のチーム!

「VMFIVE」が提供する「AdPlay」という機能を、スマホアプリに組み込むことで、画面に表示されている広告をタップするだけで、そのままゲームを試しに遊ぶことができるのです!

広告のゲームは、インストール不要でプラグインも必要ないので、非常にお手軽なツールとなりそうです。
参考動画はコチラから!
まとめ
「Slush Asia」は、国内外のスタートアップが一同に集結する「場」となっており、新しい出会いや発見なども多くて、非常に刺激的なイベントだったと感じます。
参加された多くの方は、「自分も何か新しいことに挑戦したい!」と感じたかもしれません。そんな方は、スタートアップを総合的に支援してくれるWebサービス「Startup Stash」が便利でしょう!
今後も、「Slush Asia」のような熱いイベントが、続々と誕生すると良いですね。
wirtten by まさとらん




